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2011年6月 2日 (木)

『ミツバチの羽音と地球の回転 2010』

「(原子力発電所にプルサーマルを)7月までに受け入れた自治体には20億円(※正しくは25億円)やるよ」、と経産省が言ったんです。
7月までに受け入れなかったら20億円やらない、と。(会場、ざわざわ)

それまで抵抗していた原発を持っている自治体が、じゃあしょうがない、と受け入れた。

その20億円の引き換えに差し出したものは何なのか、

県民の命ですよ。


福島県知事の前の佐藤栄佐久前知事がプルサーマルを撤回したとたん、
収賄疑惑をかけられ、側近が3人自殺しました。

彼の妹は着のみ着のままつれさられ、1週間帰ってきませんでした。持病もあり息も絶え絶えで帰ってきた。

彼が自分の罪を認めなければ、こんな犠牲が続くと判断して、彼は自分の身に覚えのない収賄罪を認めて、有罪になりました。
それは、「知事抹殺」という本に書かれています。

◇『鎌仲ひとみ監督トークin東本願寺 』より抜粋
http://www.youtube.com/watch?v=h3H2zjCkfeY&feature=player_embedded

  • 鎌仲ひとみ監督は僕と同じ時代を過ごしてきた映画クリエーターであり、原発を促進するヒエラルキーに対して命を張って言葉を発してきた女性である。
  • 民主主義国家を自認する、この日本という国が抱える闇は深い。正義の顔をした多くの魔物が、国の中枢や企業の中心に巣食っている。

  • 僕は3年前、『六ヶ所村ラプソディ』を見たのが彼女を知った最初の出会いだったが、当たり前の事を当たり前に言えない社会に対する彼女の怒り、悲しみが伝わってくるさ作品だった。多くの人達がなぜ危険な原発を受け入れてしまったのか。その背後には、お金を餌に国民を洗脳してきた電力会社、政府、官僚達の黒魔術的策略が闇に放たれていた。
  • 鎌仲ひとみ監督の最新作『ミツバチの羽音と地球の回転 2010』が6月12日(日)に一関市東山地域交流センターで上映されます。時間は午前10時、午後2時、午後6時のそれぞれ3回の上映です。お時間のある方はぜひ足をお運びください。

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    コメント

     戦後よりこの国に民主主義など存在しません。どこぞの誰かが得をするように造られた国であることは今回またあらためてわかりますね。
     ある日突然一晩で原発推進から自然エネルギーへのシフト、さらに東電もそれをよしとした。あのカンから頭でそんなことできるわけがない、どっかの国の誰かに言わされたんでしょ、何かと引き換えに、サミットでは冒頭演説で目立つようお膳立てされてね。自然エネルギー確かに良しです。しかしこの国でこれから誰かが永久に得するように仕込まれました。

     脱原発は、「軍事的にオッケー」「石油資本にオッケー」「原発企業にオッケー」「クリーンエネルギー企業におっけー」アメリカ(おフランスも)の国益にとってもうれしいわけね。
     問題は、この国の政治的選択が私たち国民によって主体的に行われないということです。
     それならそれでやったろうじゃないのさ!ね。

    (かねごん)
    しゅうちゃん先生コメントをありがとうございます。
    最低の政治家と最高の国民がいてどうにかバランスが取れてきた国JAPANという感じですね。
    これからやって来る激動の日々に、いざ出陣ですね。

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