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2011年5月 8日 (日)

タイムトラベラーは禁止です

 中国政府は、このところテレビドラマで人気を集めるあるジャンルの取り締まりを始めた。中国に関するブログ「チャイナ・ハッシュ」の記事を見てみよう。


「──タイムトラベル物のテレビドラマではたいてい、現代に生きる主人公が何らかの理由、何らかの手段で時空を旅し、古代の中国へたどり着く。そこで彼(または彼女)はさまざまなカルチャーショックを体験するが、少しずつ環境に慣れていき、ついにはその時代の誰かと恋に落ちる。

 中国の視聴者がこの手の話が好きなのは間違いない。政府当局の国家ラジオ映画テレビ総局はそれが気に入らないようで、タイムトラベルを扱うドラマの制作停止を命じた。

 停止の決定は4月1日のテレビドラマ監督委員会の会合で下されたが、なにもエイプリルフールの悪ふざけというわけではない。ドラマ制作に反対する当局にはもっともな理由がある。

『タイムトラベルはテレビや映画で人気のテーマになりつつある。だがその内容や、誇張された演技には問題がある。多くの物語はまったくの作り事で、目新しさばかりが強調されている。プロデューサーや脚本家は、真面目な歴史をふざけて扱っている。今後は決して奨励されるべきものではない』──」


 米ニューヨーカー誌のリチャード・ブロディは、検閲官が不満なのはドラマが描く中国の歴史観よりも、そこでほのめかされている現代中国の姿だと指摘している。

ニューズウィーク誌

タイムトラベルを主題としたドラマを禁じるというのは笑ってしまうが、いかにも中国政府らしい対応だ。裏返して言えば、自国の歴史を若者や子どもたちに知って欲しくないと言うことなのだろうか。いまいち理解に苦しむ隣国の思想である。

ホームページやツイッターの検閲をやる国なので別に驚くことはないのだが、火のないところに煙は立たないの至言が示すように、中国は民衆に隠蔽してきた過去がある。誇張される表現や、真実とは裏腹の歴史観を捏造されては困るという観点からの政策なのだろうが、過去に対する反省や熟考があってこそ未来の中国があるような気がするのだが、どうだろうか。

現代社会は、間違いなく過去の歴史の体積の上に培われてきたものだ。支配欲というなの生存欲が時に多くの犠牲を払い、民衆を苦しめてきた。様々な国家思想がぶつかりあり、イデオロギー構築されてきたが、世界を見る限りまだまだ成熟した人間社会ではない。

いつの日か国境無き地球国家が誕生する未来があるとするならば、その実現を可能にするのは、間違いなく共存と愛を中心に据えた科学技術や哲学の教育だろうと思う。競争社会や格差社会を容認し、時に推奨するかのような地球国家に、まだまだユートピア社会は訪れないだろう。

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