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2011年5月18日 (水)

息子たちのこと

毎日揺れ続ける余震も、日々深刻になっていく放射能の問題に関しても、我が家で今一番むとんちゃくなのが二人の息子たちである。

彼らの弁を借りれば「仕方がない」ということらしいのだが、確かに何処に逃げようとも、何処に身を置こうとも、僕らの人生には惰眠を貪れる安逸な身の置き場などないのかも知れない。ならば厳しい状況だからと嘆くのではなく、明るい未来を信じてポジティブに生きて行くのが得策なのだろうと思う。

長男は隣町の奥州市へ、毎日車で往復2時間弱の工場勤務をしているのだが、家に帰ってくるとパソコンとミキサーをチューンし、レコードのターンテーブルのようなものをキュッルキュルと回し、ヘッドホンをしながらラップをがなりたてている。

一方高校生の次男は休日返上で、朝から晩まで卓球の部活にいそしみ、平日も夜遅くまで部活に励んでいる。上手い下手はともかく、見事に僕の趣味嗜好を受け継いでいる息子たちである。間違いなく僕のDNAは息子たちに受け継がれている。

長男は地元の高等専門学校を終えるとすぐ就職をした。次男も進学校を目指すこともなく、地元の普通高校に通っている。

僕の仕事を知っている知人や近隣の方々は、『なぜ』という反応を示すのだが、塾の先生の子どもだから進学校に入りいい大学に入るはずだという幻想がきっとあるのだろう。

自慢じゃないが、僕は頭が悪かったから塾の先生をしている。きっと優秀だったら塾の先生はしていない。確信を持って言える。自分が出来なかった苦しみや苛立ちが分かるからこそ塾教師をしているし、私立高校の講師を引き受けている。

先ほども述べたように息子たちは間違いなく僕のDNAを受け継いでいる。息子たちを見ていると遠い昔の自分を見ているようだ。

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