かっちゃんさんからのコメント
先日どうして日本の政治家の言葉は、僕らの心に伝わって来ないんだろうという記事を書いた。被災者を訪れる政治家の方々のなんともお粗末な対応、そしてこの非常時に政権争いをしている二大政党の愚かさに対する僕の辛辣な意見だったのだが、そんな僕の記事にかっちゃんさんという方からコメントを頂いた。以下がその内容である。
こんにちは、かねごんさん。いつも楽しく読ませて頂いています。
いつもは読むだけだったのですが、今回はとても同感と思うことが書かれていたので、コメントします。それは、
「こんな愚かな政治家たちを代表に選んできた我々の 国民の責任は大きい。」
ここです。
「その国の政治家のレベルは、その国の国民の民度に 比例する。」
という言葉をどこかで見たことがあります。
私達は、マスコミに踊らされ続けています。マスコミは、目先の利益のためにだけ、報道していると聞きます。
マスコミのスタンスとしての、利益(視聴率)最優先の報道姿勢と、歪んだ報道の自由の主張を、極めて多数派の物言わぬ国民が「否定をしない肯定」で支持することにより、ますます報道は質が落ち、あるいは御用報道になり下がり、今や大きくなりすぎたために組織の体質の変化など求めるだけ無駄の様な現在のマスコミの姿を変えることは、到底不可能に思えます。
日本人の民度の低さは、構造的な負のサイクルにどっぷりとはまりこんでいるのだと思います。
国民は自分で情報を集め、自分で判断するに足りる選択枝を持つことが出来ないでいます。
このまま日本という国は、ただただ沈んでいくだけという未来予想図が見えてくるような気がしました。
自民党が躍起になって民主党を引きずり落とそうとするのは、過去の負の遺産を暴かれ、責任を追及されるのが恐ろしいからというのもあるような気がします。
「自分で情報を集め、自分で何が正しいか判断し、選挙に関心を持つこと」を、日本国民が出来るようになる日は、きっと来ないような気がします。
僕は今までに4年間で1700稿、原稿用紙にすると4000枚近くの下書き原稿を書いてきた。書いても書いても自分の書いている意図が伝わらないもどかしさがいつもあった。そんな僕は、かっちゃんさんのコメントを襟を正して何度も読ませて頂いた。
文章の行間から、様々な想い、思考、知識が滲み出てくるコメントで、僕の記事などかすんでしまうパワーだ。こういった方々が、僕の記事を読まれているかと思うと、冷や汗たらたらである。もっと修行をしなければならないと痛感したかねごんである。
それにしても上記のコメントは、僕が日頃思っていることを的確に代弁して頂いた内容だ。畏れいってしまう・・・・・。
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