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2011年5月 9日 (月)

忘却してしまったもの

世界に誇る安全という名の幻想、相撲をはじめとする伝統文化の形骸化、そして日本の四季折々を楽しませてくれる自然さえも、根底を揺るがす驚異となっている。

便利さと合理化を追求してきた我々の社会が忘却してしまったもの、静謐さとか細やかさとか、悠久の時間を感じる余裕など、僕らはいつの間にか手放してしまい、人ごみの激流に身を任せてしまっている。

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僕らは大人になると海を見るために、海に行こうとしない。星空を見るために、夜空を眺めなくなってしまう。

いい学校に入って優秀だと思われたい。いい暮らしを送りたい。自分が優れた存在であるこいとを認めてもらいたい。そのことにエネルギーを費やすことはなにも悪いことではない。しかし我々人間が、地球上で循環する自然物の一部であることを忘れてしまうと、自然界の異物になってしまう気がするのだ。

雨が降ってやだな。寒くてやだな。暑くてやだな。その愚痴を言う前に、そのことで生かされている我々の存在に感謝することを忘れている自分たちに気づくことが、この時代だからこそ必要なんじゃないだろうか。

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