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2011年5月23日 (月)

僕は塾生を誇りに思っている

人間の本質は、面倒くさいものは嫌がり、目に見えるモノは信じるが、目に見えないモノはあまり信じようとしない。

僕が毎日放射能の話しを書いているので、塾の生徒は凄い勢いで勉強をしている。土曜日に塾生の一関高専のMくんがガイアーカウンタの構造を事細かく説明してくれた。電子工学を専門分野としているだけあってその知識は凄い。文系の僕は思わず傾聴してしまった。

「同じ機種で、同じ箇所を測るのにどうして値が違うんだろう」と質問したところ、次のような答えが返ってきた。

放射能をキャッチする金属部分の質によるにだそうだが、比較的安いモノは戦後核実験が頻繁に行われた後の鉱石を使っているので、最初から微量の放射能に被爆している為、誤差が出るのだという。一方20万もするような高価な放射線量測定器は、構造自体はさほど差はないのだが、使われている鉱石が、全く被爆していないものを使うために、正確なシーベルトを測れるのだと教えてくれた。

被爆をしていない材料を得るために、世界大戦中に海に沈んだ戦艦や廃船を引き上げ、それを利用して作る製造会社もあるのだという。

こんな説明を塾生が、塾教師にする塾は僕の塾だけではないだろうか。僕は塾生を誇りに思う。

僕は塾生たちに、ブログに書いているような放射能の話をしている。雨の日は雨にあったてはいけない。南風の強い日は、マスクを外してはいけない。うがい、手洗いは頻繁にすること。外で過ごす時間が長かった日は、家に帰ったらすぐシャワーを浴び、髪を洗うこと。

この福島原発の放射能が、秋までに収束しなければ、北風に乗って関東に降り注ぐはずだ。1000万人が避難をすることは不可能だ。一日も早く人間の叡智と愛が集結して、この悪魔の放射を止めなければならない。

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