学ぶことの喜びを共有できる塾でありたい
このわくわく日記ももうすぐ5年目に突入する。1460日で1700ほどのブログ記事を書いてきたので、4年間ほぼ毎日1稿以上の記事を書き続けてきたことになる。下手の横好きとはよく言うもので、3日坊主の僕がよくぞ続けてこれたものだと思う。
この4年間で一番アクセス数が多かった記事が、3年前に開校した一関一高附属中学校に対する僕の私見へのアクセスだった。
はっきり言えば、わずか10万人の町に受験で選抜する公立中学校はいらないという意見だったのだが、世の中の流れの中で、僕の塾にも附属中学校を受験する小学生が集まるようになった。そして現在は、一関一高附属中学校に通う生徒たちも、塾生として在籍している。
僕の塾は一関一高のすぐ前にあるので、宿題のわからないところを聞きに来たり、親御さんが迎えに来るまで自習室で勉強をいていたりと、各人が思い思いに利用している。
しかし勘違いして欲しくないのは、附属を受験するための専門の塾ではないし、また一関一高を受けるための特別進学塾ではないということである。
勉強が出来る子どもも、勉強が苦手な子どもも一緒に席を並べ、時にお互いにストレスを感じながら、時に寄り添いながら、皆んなで学ぶことの喜びを共有できる塾でありたい。
今でも僕の教育理念は変わらない。世の中が、ONEトップTWOトップのような攻撃サッカーの布陣を敷く社会構成になっても、常にすぐれた働き手はバックにいるということだ。
必ずしも進学校を終わらなくても、一流大学を終わらなくても、真のリーダーの多くは一般大衆の中に存在しキラメキを放っている。
今、福島原発の前線であらゆる可能性を求め、奮闘しているは東大や慶応を出た東電の幹部ではなく、ごく普通の工業系の学校を出た技術者であることを忘れてはならない。冷暖房の効いた会議室という名の隠れ家でふんぞり返っている者をリーダーとは言わない。
僕はそんな人材を育てるつもりも、作るつもりも毛頭ない。
*震災にあい、一関に仮住まいをされる方々で、小学生や中学生のお子様がいっらしゃるご家族の皆様にお願いがございます。大験セミナーでは、被災された子どもたちのために、無料の日曜教室を隔週で行います。僕の塾がやれることはこんなことしかありませんが、落ち着きましたら当塾まで連絡頂ければ幸いです。
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