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2011年4月 4日 (月)

自粛という名の二次災害

ソフトバンクの孫社長が、東日本大震災に100億の義援金を申し出た。そして今後の自分の役員報酬もすべて寄付する趣旨を発表した。

イチローや石川遼などのスポーツ選手の義援金も億を越えている。そして何よりも国民一人一人の多くの支援が被災地に寄せられている。

多くの方々の支援が、多くの被災者の生活を、そして希望を繋いでいる。

会社がなくなり、仕事がない状況がいつまで続くのだろうかと不安にかられている人々が多くいる。東北の観光地は全ての春のイベントが中止になった。東北の温泉街も客足が遠のいた。自粛という名の二次災害で、多くの店が廃業に追いやられるおそれがある。

一関市内の塾は、震災で教室のテナントが損壊し再開のめどが立たない塾もある。春期講習の時期だが、どこも開店休業状態だ。

新中3生がいつもなら入会する時期だが、僕の塾は0人だった。それでも震災後11日目に、塾を再開できたことだけでも幸いなことだと思っている。沿岸地区の街ではほとんどの塾が流されてしまった。僕の塾で教材を購入している沿岸の街の教材屋さんとも、いまだに連絡がつかない。

電力量の不足、放射能汚染、沿岸部の復興、確かに花見や観光どころではないという風潮はわかる。しかしそのことで、生活が崩壊していく多くの方々出てしまうことも事実だ。国やお役所は弱者の立場を考えた行政の舵取りをしないと、自粛という名の二次災害をもたらしてしまう。

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コメント

 横浜や都内の友人たちから、必要なものは?とか、どしたらいい?などと連絡をもらうのだが、みんなには、「いつものように酒を飲めその酒税が復興のためになる。」と伝えています。まずは普段の生活を取り戻すことが大切ですね。

(かねごん)
しゅうちゃん先生もご親戚を亡くし大変な想いだったと思います。心よりお悔やみ申し上げます。
被災地の復興には長い時間がかかります。日常が訪れてからが、僕らの頑張りの見せどころですね。三陸の皆さんのために岩手の復興のために、ガッツで行きましょう。

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