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2011年4月25日 (月)

尾崎豊20回忌

20年前の今日、尾崎豊というシンガーが天国に旅立った。僕が独立して現在の塾を始めてすぐの時だった。

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尾崎豊の息子と、僕の長男は同じ時期に生まれた。当時僕はいっさいギターからも音楽からも離れ、新しく始めた自分の仕事と、農業、育児に追われる日々だった。正直尾崎の歌をじっくり聞くことはあまりなかったような気がする。

早熟な彼の感性は、5歳年上の僕にとって、正直羨望の的であり、ジャラシーさえ感じた気がする。

30歳も半ばになった頃、僕は尾崎関連の本を読み、彼のアルバムをじっくり聴いた。シンガーというより、彼は詩人なのだと思った。若者が抱える青春の苦悩ややるせなさを、等身大の言葉で綴る彼の情熱が、バブルで浮き足立っていた日本人の心のなかに、楔のように突き刺さったのかも知れない。

尾崎豊に励まされ、生きる勇気をもらった若者たちも、40代だ。時代はまた彼を求めている。

*震災にあい、一関に仮住まいをされる方々で、小学生や中学生のお子様がいっらしゃるご家族の皆様にお願いがございます。大験セミナーでは、被災された子どもたちのために、無料の日曜教室を隔週で行います。僕の塾がやれることはこんなことしかありませんが、落ち着きましたら当塾まで連絡頂ければ幸いです。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

10月初めに「尾崎ハウス」が取り壊されましたが、その際の東京新聞コラムに、最近の大学生は尾崎豊の曲に共感しないとありました。
記憶なので正確でないですが、どうも「なにアツくなってんの?」という感覚らしい。

私は、十代の教祖と言われ新聞記事になっていた頃は全く歌を知らず、死を報じるワイドショーで流れる曲に「こんなにいい歌を歌っていたのか」と驚き、ファンになったオジサン、オバサンの一人です。

もちろん何に共感するかは人に指示されるものでないですが、多くのオジサン、オバサンが魅せられたことからして「世代を超えたもの」があるのだと思っていたために驚いた次第です。

あとは、本当に「なにアツくなってんの?」と思っているのか、それとも「アツくなっている歌に共感する自分を人に見せたくないのか」そのどちらなんだろう、と少し気にしています。

(かねごん)
めぐ様コメントをいただきありがとうございます。
尾崎は熱かったですよね。
僕も音楽をほんの少しやっていますが、世代の若い彼にジェラシーを感じるほど、彼には人に真似のできない感性がありました。

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