準1級からいきなり次元が変わる
卒塾生のMさんが7年ぶりに塾に戻ってきた。現在某所で公務員をやっているのだが、英検の準1級、1級を取得したいのだという。さすが僕の塾の卒業生、向学心がある。
英検も2級までは比較的楽だが、準1級からいきなり次元が変わる。語彙力が高校英語の単語では太刀打ち出来ない。英字新聞等の読解力が必要なわけで、かなり広範囲な分野の単語力を要求される。
大学受験英語は、中学英単語1500プラス高校英単語2800ぐらいが必須だが、準1級、1級レベルになるとセンター試験レベルの単語を含め4000語~5000語の単語が必要だ。
特に語法の選択問題は、ネティブの語法感覚が要求される。人それぞれに単語の覚え方というものはある。
耳から単語を吸収していく勉強法が現代の主流ではあるが、僕らの世代は、長文読解の中で、単語力を増幅させていくことがある種王道だった。かつてのブログにも書いたが、原文の小説を辞書がボロボロになるまで引きまくり、英訳を中心にした地道な勉強が英語の学習だった。
今は単語や例文を英語で発音してくれる電子辞書が進化し、効率のよい語学学習が可能になったが、逆にその効率の良さが忍耐力を阻害する悪癖にもなっている。
近年ずっと高校入試や大学受験の英語指導だけだったので、僕の語彙力が鈍化している。勉強しなければならない・・・・。
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