僕の宝物
僕は古いものが好きだと言うよりは、安いのでついつい買ってしまうのだが、自動車も時計もジャケットもそして本も、ほとんどが新品で買ったことがない。
何処の誰だか知らない人が使ったもは買いたくないという方も多いようだが、僕は逆に、丁寧に使われてきたものは、使った人の愛着が感じられ使っていても気持ちがいいものである。
自動車にしても本にしても、地球上の大切な資源と、製作に携わった多くの方々の時間と労力が結集したものである。まだまだ現役で使えるものを簡単に捨ててしまうという消費社会には、僕は馴染めそうにもない。
古本を買っていると、様々なハプニングに遭遇する。彼女からもらったであろうラブレターが挟まっていたり、時に古い紙幣が挟まっていたりする。行間にメモられた読者の感想なども、なかなかお面白いものである。
市内にあるリサイクルショップは、僕の宝の宝庫だ。時に幻の名盤と言われたジャズのアルバムが、600円で横積みされていたり、少年の頃に喉から手が出るほど欲しかったミニカーが100円で売っていたり、わくわくしてしまう。
そんな僕の宝が、塾の教室に飾られているのだが、社長である家内には全くのガラクタにしか見えないようで、油断をしているといつの間にか片付けられてしまっていたりする。あぶない、あぶない・・・・。
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