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2011年3月27日 (日)

日曜の朝が訪れた

今日は震災後2度目のガソリンの給油を行った。前日の夜8時前に、JAのガソリンスタンドに軽トラックを持って行ったが、既に100台ほどが並んでいた。

今朝2時間待ちで2000円分のガソリンを入れてもらった。これでなんとか1週間持たせなければならない。この状況がいつまで続くのだろうか。思わずため息が出てしまう。

ちょっと嬉しいことがあった。2週間ぶりに食パンを食べることが出来た。コーヒーに食パン、ようやくいつもの日曜の朝が訪れた感じだ。

一関市内はまだまだモノ不足が深刻だ。ほとんどのコンビニが閉まっている。昼の仕事を終え、夜に買出しをしなければならい方々は大変だろうと思う。

我が家の次男もおかげさまで、来月から高校生になる。僕に遠慮をしていると思うのだが、ケータイを買ってくれとは言わない。長男の時は合格発表の翌日に、せがまれて女房が買いに行ったのだが、震災の影響をモロに受けている我が家の状況を次男なりに考えているのだろうと思う。

昨日も大学が決まった卒塾生が、塾に報告に来てくれたが、僕のブログを読んだみたいで、塾生の在籍人数を気にしてくれていた。苦しいのは僕の塾だけではない。

今回の震災に際して、多くの励ましを頂いている神奈川の学心塾のとよ爺先生GO先生のところなども、計画停電のために、変則の授業を余儀なくされ、スケジュールの調整に大変なようである。塾はご存知のように夜の指導がメインだ。夜の停電は当たり前だが指導不能になる。

毎週定期的な曜日の停電ならば対応もまだなんとかなるのだが、不定期な計画停電は、多くの企業にとって苦悩の毎日だろうと思う。

電力の使用が増える夏の前に、なんとか閉鎖している水力発電所や火力発電所を復興させ、最低限の電力を維持することが本当に急務であり念願である。そのことが東北の復興の強い後押しにもなる。

北海道や東北と違って関東の夏は暑い。冷房が無ければ健康を害する人々も増えるだろうと思う。震災の余波が鎮静するどころか拡大していく日々を眺めるのは辛いものがある。日本の力を信じ、一人一人が希望を失わず、生きることに専念していくことが、この困難を乗り切る道ではないだろうか。

もうすぐ4月がやって来る。暖かい春が待ちどうしい。

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