非難も多くありますが
東北自動車道全線が今朝6時に一般車両に開放され、これで物流の動脈が復帰しました。
東北新幹線や鉄道の在来線の復旧の見込みはたっていませんが、少しずつ東北への動脈に血が通い始めています。
今回の震災を受け、関東地区では日用品の買いだめが増えています。非難も多くありますが、ある程度の自己防衛は必要なことであり、当然のことだと思います。
今回のような大災害が起これば、市民や住民を守るべき街の支援機能も崩壊します。自衛隊等の救助隊が入り、水や食料が支給されるまでには少なくとも4日、長いところでは1週間近くを要します。
その間家族や自分の命を守る食料や水の確保は不可欠です。電気が止まって一番重宝したのが、太陽電池で光るガーデニング用の照明でした。4本で2000円ほどで買えます。またラジオは単4の携帯ラジオが一番電池の消費が少なく、電池も最後まで店で売られていました。単一は一瞬で店頭から消え、使えない電灯やラジオが多くありました。
携帯も電話も役にたちません。我が家で一番早く復旧したのはパソコンのインターネットでした。災害後の情報収集で一番役立ったのがパソコンでした。
自家発電機を所有していた家では、多くの人命をすくいました。ただガソリンの確保が問題です。灯油と違い備蓄が出来ませんので、太陽光発電の自家発電機の開発供給が急務だと思います。
交通手段は全て止まりますので、自転車の所有は欠かせません。それもしっかりしたカゴと荷台が付いている所謂ママチャリが最適です。食料の買い出しや灯油を運ぶのに、荷台がない自転車は不便でした。
常に緊急用のナップサックに、軍手、タオル、カロリーメイトやチョコレート、太陽光発電を利用したライト、ラジオ、ペットボトルの水3,4本は入れて用意しておくべきです。出来れば登山用品店などに売っている、アメリカのNASAが開発した、身体をまく携帯用の保温シー卜などあればいいんじゃないでしょうか。
あと自動車の中には毛布や寝袋を入れて置く必要もあるのではないでしょうか。水をいれるタンクや空の灯油缶なども。
最後に、携帯の中にいっさいのメモリーを入れておくと携帯を紛失したり壊れればアウトです。親戚や友人の電話番号などは手帳に記載し避難用のリュックに入れて置きたいものです。
今回の震災で、電気、水が5日間止まった我が家ですが、学んだことはたくさんありました。今後いろんな形で、経験したことをもとに、発信していきたいと思います。
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