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2011年1月 8日 (土)

父親のストレス

多くの親御さんや先生方が思うこと。『どうしてこの子は勉強をやらないんだろ』。教育現場の普遍のテーマである。

勉強が出来ない理由はいたってシンプルだ。勉強をしないからである。しかし勉強をしない理由となるとこれが単純ではない。

うちの子がさっぱり勉強をやらないのは、どこかに疾患があるのではないかと、子どもを心療内科に連れて行ったり、中には何か霊の影響ではないかと、霊能者なる人物に加持祈祷をしてもらう親御さんまでいる。

子を思う親の気持ちとして、分からない訳ではない。しかし、勉強が嫌いな子が努力嫌いかというと、そうとも限らない。部活動に於いて、部員の模範となるような努力人だったり、勉強はしないけれど、お金が絡んでくると猛烈に頑張る者もいる。

社会で生きて行くために必要な知識や学力を身につけさせたいという親の願いとは裏腹に、飄々と趣味人のごとく勉強をしない生徒たちを見ていると、日本という国はエネルギーが停滞しているなと感じる。

勉強しないのは子どもたちの甘えもあるのだろうけれど、彼らなりに世の中を眺め、学校の勉強をしなくとも生きていける術があることを知っているからである。

どこでもいいから高校に入れればいい。何でもいから仕事にありつければいい。そんな子どもたちが実際多くいる。

いくら教師や親達が「人生はそんなに甘くないんだよ」と言っても、アリとキリギリスの寓話とは裏腹に、キリギリスの生き方を選択する若者が多くいるのが日本の現実だ。そしてそれゆえに経済力がなくなり、国力が衰退してきてしまったのだ。

僕はこれは、親世代の燃え尽き症候群が子どもに伝播してしまった結果だと思っている。

家族のため会社のため、毎日毎日満員電車に揺られ、上司の命令にはNOが言えず、部下からは不満を言われ、家に帰れば、子どものことや近所の不満を女房に愚痴られ、挙句の果てに毎年減り続けるボーナスの金額に、家のローンまで厳しくなっていく現実。そんな父親のストレスを一番察しているのは、実は子どもたちではないだろうか。

名のある大学を出て、名のある会社に勤める父親の姿に、自分の将来を重ねあわせても、そこに明るい未来が見えてこない子どもたちが多いのではないだろうか。

とめどない記事をしたためてきたが、結局何を僕が言いたいのかというと、父親の力が弱体化してきたことが、不登校や子どもたちのやる気の無さ、学力の低下を生んできたのではないかと思っている。

女性陣の反撥を覚悟で言うならば、男はもっと頑固で理不尽でなければならない。小さな世界に閉じこもらず、保身だけに気をとらわれず、生涯アクティブでポジティブでなければならない。・・・と自分自身に言い聞かせているかねごんであった。

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コメント

男はもっと頑固で理不尽でなければならない。小さな世界に閉じこもらず、保身だけに気をとらわれず、生涯アクティブでポジティブでなければならない。

異議なしであります。肝に銘じます。

(かねごん)
野武士先生、本年もよろしくお願いいたします。
いつも拙い記事を読んでいただき恐縮です。
やはり我々男達が強くなければなりませんね。
男性のエネルギーが必要な時だと思います。

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