挑戦状
昨日は中3生の白ゆりテストの後、一関一高附属中学校を受験する小6年生の面接練習を行った。
立ち座りのマナーからあいさつの仕方、そして面接で遭遇する様々な状況に対する対応策を伝授した。今年も倍率は2倍ちょっと。記念受験生などいない。ガチンコ勝負の入試である。
今年全員合格をめざす僕の塾は、大学入試高校入試はもちろん、中学受験も全員合格をめざす。
20年前に一関の地で塾を始めた頃は、まさか市内で中学受験が始まろうとは夢にも思わなかった。東京の進学塾で塾教師デビューを果たした僕は、都内の私立中学を受験する小学生を指導した。その後岩手に戻り塾教師を続けてきた僕にとって、一昨年から復活した中学受験指導は、なんと26年ぶりのことだった。
私立中学の入試と、公立の一貫校の入試はだいぶ趣が違う。ゆとり教育との兼ね合いもあって、入試の初年度は、出題者の紆余曲折と苦悩の跡が読み取れる第1回目の入試だった。
そして今回で3回目を迎える。通信添削の大手業界も様々な介入を見せている。来年度からは一関一高の定員が80人減になる。中学受験だけでなく、高校入試に於いても、一関は入試の激戦区になる。
それを見込んで大手FC塾もだいぶ参入してきたわけだが、個人塾も負けてはいられない。市内の個人塾も若い世代が台頭して来ず、半世紀を生きてきた僕が、実は一番若い世代に属する。言ってみれば個人塾最後の砦である。
綿々と田村藩の時代から引き継がれてきた寺子屋の歴史を、すべて大手フランチャイズの塾に委ねるわけにはいかない。故に是が非でも今年は全員合格を果たしたい。
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