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2011年1月19日 (水)

宿題、宿題、宿題

今年は高校入試を終え卒塾して行った生徒たちのカンバックが増えている。つまり高校1年生が増えているわけだが、理由を分析をして見ると、どうもこの不況と関連がありそうだ。

進学校に通っている高校生たちは、高校から出される宿題をやるのが一杯で、自主的な勉強が出来ず、定期テストはなんとかクリアーしてきたものの、全国模試が危機的な状況になっている高校生が多いようだ。

風が吹くと桶屋が儲かるではないが、不況になると高校の宿題が増える。私立大学に子どもを入れる余裕が無い親御さんは、是が非でも国立大学へと希望を学校に求めるわけだが、その要望に応えるべく、高校は国立大学合格ための試練を生徒に課す。その結果多くの宿題プリントが配布される。

半数以上の生徒たちは、宿題プリントの答えを写す作業に莫大な時間を浪費する。市内の進学校であれば、宿題プリントが血となり肉になっていくのは上位50名ぐらいの生徒たちで、他の大勢の生徒たちは、自分たちがやっている勉強が何処に向かおうとしているのか、その羅針盤を読み取ることさえ出来ないのが現状だ。

学校では先生方一人一人がパソコンを所有し、次々に生徒たちの演習プリントがプリントアウトされていく。僕は生徒たちにも先生方にとってもこれは悲劇だと思っている。センター試験のために、まるで自分の授業があるかのような錯覚に陥っている多くの先生方がおられるのではないだろうか。

高校時代、私大の入試科目をやるだけでもアップアップだった僕などは、国立に入るために全教科をやらなければならない高校生を見ていると、大変だろうなあと心底思う。講師として高校の教壇に立ち、進学塾の代表をしている僕が言うのもなんだが、僕があの宿題を毎日出されたら逃げ出してしまうだろうなと思う。

僕らの高校時代は、パソコンはもちろんないし、先生方はワープロさえない。コピー機も無かったのでおのずと宿題プリントなんかは出なかった。

僕はと言えば、受験勉強をやっているのか、趣味で読書をやっているのか区別がつかない状況だった。

そう言えば、高校時代「受験勉強をやりたいんですけど英語は何をやったらいいですか」と、英語の講師の先生に尋ねたら、「これを読むといいよ」と、先生からタバコの匂いがしみついたカフカの『変身』の原書を手渡された。

カフカの原書を辞書を片手に読み終えた頃、洋書がボロボロになる前に、英語辞書が一冊崩壊した。

僕にとっては不思議な宿題だった。でも楽しい宿題だったな。

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