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2011年1月27日 (木)

言わば演劇的言葉感情教育塾

高1のN君が僕にこんな事を言ってくれた。「昨年塾にいた友達が言っていたけど、かねごん先生の塾は、コミュニケーション能力を鍛えられるところだ」と。

塾を卒業して行ってそんな感想を言ってもらうことがとても嬉しい。実は自立学習型の個別指導をしている一番の理由が、まさにそこにある。

その日の状況や全体の雰囲気にもよるが、僕は塾生たちの何気ない会話に、楔を打ち込み時に猛烈なツッコミを入れていく。毒舌と言えば毒舌なのだが、言葉がどこまで暴走すれば他人を傷つけ、その場の空気を害するのかを塾生たちに肌で感じてもらいたいと思っている。

言わば演劇的言葉感情教育塾である。

子どもというのは基本的に大人と話すことが大好きである。自分の感情を吐露できる大人を求めている。しかし残念ながら学校という場はそうはいかないようだ。命じられることと、注意されることの一方通行で会話がスライドしていく。

僕のような寺子屋塾は、日々様々な会話が行き交う。「先生聞いて聞いて、あのね」などといつも指導に入る前は、塾生たちの近況報告の聞き役にまわるかねごんである。

子どもたちは自分の失敗談や、むかついたこと、時に教師への不満などを口にする。僕は彼らの話には善悪の判断を下さない。意見を求められれば、常識的な世間の大人ならばこう思うだろうというような率直な意見を言わせてもらっている。もちろん常識的でない僕の意見も話すのだけれど(・・笑い)。

僕らが中学生の頃に常識だと思っていたことが、今の中学生の間では常識で無くなっているものが結構ある。基本的には他人に迷惑をかけたり、自分を否定する行為やものの考え方でなければ自由であっていいと思うのだが、どうも今の子どもたちは核家族の中で成長してきたせいか、様々の世代の大人たちの思考をキャッチするアンテナが鈍化している気がする。

そのことが大人にむかつく日常の原因にもなっているのではないだろうか。上から目線で子どもたちと接するのではなく、しっかり聞いてあげることが子どもたちのコミュニケーション能力を伸ばしてあげる一歩だと僕は考えている。

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コメント

感情の鈍化は 私も 気になっています。
でも、「ごくせん」などが流行るのを見ると、
根元は 同じなのかもしれませんが...

今日は、中学校最後の参観日でした。
しかし、参加者は5本の指ほどで...
先生も生徒も 覇気がなく 見ていて 切ないほどでした。
まるで みんな 早く時間が過ぎることだけを願っている様な空気。

子どもがキャッチする力の問題もあると思います。
が、本当にそうです。
大人の発信する力の問題も 大きいのかなと思いました。
廊下で立っている親に向かって
授業をしていた先生は「お粗末な授業でした」とおっしゃった。
おそらく、先生は自分の評判を知っていて そうおっしゃったのでしょう。
いや、私はあんな中で授業をしている先生が切なかったです。
でも、その先生には 何も言えなかった。
コミュニケーションが 出来なかった。
空しさだけが残った 最後の授業参観でした。

(かねごん)
藤水様コメン卜を頂き有難うございます。
深く考えさせられるご意見を伺うことができ、嬉しいです。
子どもたちのコミニュケーション能力を阻害しているのは、テレビやメディアの影響も大きいように思いますが、やはり子どもたちと接する大人の一方的な言葉の抑圧も原因があると思います。
特に教える立場の人間の会話力は大切だと思いますね。
僕などもまだまだ勉強が必要です。
貴重なご意見を頂き有難うございます。今後とも宜しくお願いいたします。

 

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