月の満ち欠け
中学の時に工業系の高校を志望していた僕は、実は今でも理科が好きである。具体的に言えば電気系がめちゃ好きなのだが、そんな自称理科オタクの僕にも、苦手な分野がある。それは月の満ち欠けだ。
だいたいにして同じ面だけを地球に向けて回転していること自体不自然であるし、見かけの大きさが太陽とまるっきり同じに見えることも、偶然にしては出来すぎである。
ブログで何度かしたためてきたが、月は非日常的な要因をめちゃくちゃはらんでいる。そして月の満ち欠けほど謎めいているものはない。小学4年生の理科の問題にこういうのがある。
Q、よく晴れた日の午後4時頃、南東の空に月が見えました。月はどんな形をしていましたか。
ア、満月 イ、下が欠けた半月 ウ、上が欠けた三日月 エ、上が欠けた半月
(*言葉で説明しましたが、実際の問題は月の絵が描いてある)
午後4時というキーワードと南東というキーワードから月の形を理解できる小学校4年生は、ある種天才だと思う。確かに天文学的な難しい説明をすれば、今天体を学んでいる中学3年生には、理解させることはそれほどの困難を要しないかも知れないが、小学校4年生である!
答えはイであるが、全国の先生方小学校4年生にどう説明していますか?僕も長い間理科を教えてきましたが、ココだけは頭がクラクラします。
月にはうさぎがいてね、朝からお餅をついているんだよ。うさぎさんがね調子にのって餅をつき続けているもんだから、夕方には月の表面が餅でおおわれて、見えなくなるんだよね。・・・・落語じゃあるまいし、こんな説明じゃ通らないよな。
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