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2010年12月23日 (木)

不登校対策の究極的手段

イギリスの不登校対策の特徴は、親の責任を厳しく追及することです。子どもの不登校を容認し、子どもを学校に行かせるようにとの地方当局の度重なる勧告を無視する親に対して禁固刑を科すことも行われています。2002年5月、オックスフォード州のあるシングルマザーが、13歳と15歳の娘2人の不登校を放置したとして、60日間の禁固刑を言い渡されたのが最初のケースといわれています。それ以降、子どもの不登校のために刑を科される親は増え続け、2003~06年までの3年間で71人に達したと報じられています。もちろん、こうした強硬手段やその効果については賛否両論がイギリスでもあります。しかし、政府は、不登校は子どもの学習の機会を奪うものであるとして、強硬策を継続する方針を変えていません。別の見方をすれば、こうした手段をとらざるを得ないほどイギリスの不登校問題が深刻化しているといえるかもしれません。

慶應義塾大学 月刊 教室と医学 第58巻 2010年11月

不登校対策の究極的手段とでも言うべきものが、イギリスの政策である。不登校は完全に家庭の責任とする考え方は、日本ではなじまないものだろうが、このイギリスの強行手段はいろいろ考えさせられるものがある。

学校は行くべきもので、決して休んでもいけないし、休ませてもいけない。そうなってくると必然的に学校教育の権威というものが大きくなり、イギリス独特の学歴主義、伝統主義が良くも悪くも幅をきかせる社会となる。

イギリスにはオックスフォードやケンブリッジなど伝統ある名門校があるが、イントネーションやい言い回しでどこの大学生か判別出来るという本を読んだことがある。僕の英語能力では到底聞き分けるのが無理だろうが、日本ではあり得ない話だ。

学校からドロップアウトした人間は、社会に通用しない。ゆえに家庭がしっかり教育を施さなければならない。今の日本では、この親の義務感が希薄になっている。学校や他人に責任を転嫁することで、自分の保護者としての責任から逃れようとする。

なぜだろうか。僕は愛情と甘やかしを履き違えているお親御さんが多い気がしてしょうがない。ゲーム機、ケータイ、アイポット、子どもが欲しいと言えば買い与え。学校の先生が嫌いだから行きたくないと言われれば、そうなのかと頷いてしまう親。

僕も学校批判はよくするが、読んでもらえば分かるが、学校の体制やシステムを批判しているのであって、教諭の資質のあり方を批判しているわけでは決してない。優秀な先生方のやる気を損ねる日本の学校教育が問題なのである。

ところで、イギリスのような不登校対策を日本がもし提案したらどうなるだろうか。真剣に議論する場ができる事にはなるだろうが、実現はしないだろうと思う。

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