人生が二度あれば
僕にとって井上陽水ほど、心を揺すぶられたアーチストはいない。ギターストロークの音が、魂に染みこんで来る。
日本の音楽シーンを振り返ると、彼がデビューした当時フォークソングがブームだったが、陽水の音楽は決してフォークソングの範疇に入るものではなく、ロックでもなかった。
あえて呼ばしてもらうならば、御詠歌だ。もしくはジプシーソングだ。
中学1年生だった僕は、コツコツと貯めてきた正月のお年玉で1万円のフォークギターを買った。調弦もおぼつかないまま、初めて覚えたコードが「人生が二度あれば」だった。
僕の父は65歳どころか55歳で天国に行ってしまったが、この曲を聴くたびに、父がお茶を飲んでいた、茶渋の付いた湯のみ茶碗を思い出す。
大験セミナー中3冬期特訓ご案内⇒ココをクリックすると御覧いただけます。
かねごんのデビュー作 『僕の夢』
かねごんの受験応援ソング 『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
【動画プロデュースby とよ爺先生】
« 来年はうさぎ年 | トップページ | 心より感謝申し上げます »
「音楽」カテゴリの記事
- ひふみ祝詞(2016.04.13)
- ボブディランがやって来る(2016.04.02)
- Kenny Dorham, Sunset(2016.02.16)
- Jim Hall/ My Funny Valentine(2016.02.14)
- 365日の紙飛行機(2016.02.09)
コメント