回顧
最近亡くなった方の夢を見る。数十年前亡くなった同級生であったり、祖母や近隣の方だったりするのだが、生前の元気な姿で僕の夢に現れる。
昨年親しかった友人が亡くなってから、死というものについて考えることが多くなった。中学校の同級生が280人ほどいるのだが、その1割弱の同級生がすでに天国に行ってしまった。
高度経済成長の真っ只中で過ごした少年時代。バブルが崩壊して僕らは父親になり、僕らの人生の季節は中年から間違いなく初老へと移ろうとしている。
自分が誰かの役にたつうちは生かされて行くのだろうか、それとも無常にも人生の終焉の日は突然やって来るのだろうか、そんなことを考えたりする。憶測でしか語れない自分の人生の最期の日。出来れば今日のようなポカポカ天気の日ならいいなと、縁側の陽だまりのなかで僕は考えていた。
10年前なら2,3日で回復した疲労感も、今は1週間を要するようになった。一番厄介なのは、老眼が進み小さな字を読めなくなってきたことだ。常に何かしらの薬を手放せない昨今、身体をだましだまし使っていくしかないだろうなと思う。
30年近く塾教師をやってきた。自分の選んだ人生はBESTでなかったかもしれないが、しかしbetter以上の人生だったと思っている。
自分に残されている塾教師としての日々が、後どのくらい残されているのか知る由もないが、夢半ばで人生を終えて逝った同胞たちの分まで、まだまだ走り続けて行きたいと思う。
大験セミナー中3冬期特訓ご案内⇒ココをクリックすると御覧いただけます。
かねごんのデビュー作 『僕の夢』
かねごんの受験応援ソング 『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
【動画プロデュースby とよ爺先生】
« 大手塾の迷走 | トップページ | 完全なるボヤキの1日 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- せっかくの人生だもんね(2018.07.05)
- 長旅から帰ってまいりました(2018.05.04)
- 神様を信じている人と信じていない人の違い(2018.04.26)
- 4761回目のつぶやき(2018.04.11)
- 流転(2018.03.25)
コメント