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2010年10月 2日 (土)

支配からの卒業

僕ら教師もそして親もそうであるが、子どもを教育しようとするあまり支配してしまうことが多い。つまり自分にとって都合のいい人間にしようとしてしまうのだが、たいていの支配者である教師や親は気づかない。

自分は、学歴がなかったゆえに苦労した人生だったから、同じ轍は踏ませたくない。あるいは、自分がたどってきた道は素晴らしかったので、子どもにも同じ道を歩ませたい。そういった想いが、いつの日か子どもへの愛情ではなく、自分のプライドや満足感の代償となっていることが多い。

僕は精神科医でもないし、トレーニングを受けたカウンセラーでもない。四半世紀塾教師と農業をやってきた、どこにでもいる中年オヤジである。どこにでもいる普通のオヤジゆえ、ご父兄の皆さんが相談しやすいのか、僕に本音を打ち明けてくる方々が多い。

時に子どもの話を通り越して、離婚した過去の慚愧の想いや、折り合いの合わない祖父との問題など、それぞれが辿ってきた人生やその想いを語ってくれる。

そんな会話の中から見えてくるのは、自分が親からしてもらったことや、させられたことの恩恵や呪縛を、知らず知らずのうちに子どもにも行っているという事実である。

「いい学校に入れたいのは、本当にお子さんのためですか」

僕はゆっくり心を込めて、親御さんに問いかけることがある。子ども自身が納得しているのならば、僕は高校や大学はどこでもいいと思っている。

子供たちのエネルギーは、まるで神様の計らいのように、落ち着くべき所に吸い寄せられて行く。

進学校への合格実績だけを、塾の前に張り出している塾の代表にも、僕は上記の同じ質問をしたい。

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