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2010年9月17日 (金)

日常からの脱却

ベテランの先生方は経験してわかっていることだろうけれど、充電することなしに毎年同じことを教えていると、教える側のエネルギーが枯渇する。

一度習得した指導テクニックやある種の啓蒙の仕方を2回、3回と生徒に繰り返しているうちに、効果がなくなってくる。不思議な現象だ。

どこかの高校の先生のように、毎年同じ問題の使い回しで、定期テストを作っている先生は、エネルギーの枯渇どころか軽い心身症を患ってしまう。

上のような現象に気づいたのは30代の前半だったろうか。毎年塾生なり、生徒が変わるのだから、毎年同じことを教えてよさそうものだが、残念ながらそうはいかない。同じことを教えている先生は、毎回同じレベルで教えているつもりだろうけれど、確実に指導力が低下しているのである。

つまり教える側の感動がなかったり、ワクワク感がない授業をやっていると、表面だけの知識は相手に伝わらなくなる。

だから教師たるもの切磋琢磨が必要なのだ。読書体験もさることながら、音楽や芸術にいそしんだり、スポーツに挑戦をしたり、ややもするとマンネリ化してしまう日常からの脱却が必要なはずである。

僕など脱却しすぎて、塾生に叱られてばかりいるのだが・・・・。

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