お母さん方にちょっとお話したいことがあります
今日はお母さん方にちょっとお話をしたいと思います。
塾に多くのお母さん方がお子さんを迎えに来ます。寒かったり暑かったりすると、車のエンジンをかけエアコンをつけて待っています。そのことは何も問題はないのですが、子どもが出てこないと携帯をかけてきたり、ちょっと覗いただけですぐ出て行くお母さんがいらっしゃいます。
僕がいつも気持ちいいなと思うおじいさんがいます。風と虹に通って来ているお子さんのおじいさんなのですが、毎回必ず車を降りてきて、塾のドアを開け「こんにちは◯◯です。迎に来ました。」と言って、お孫さんと担当の先生に、迎えに来たことを知らせてくれます。
もちろん同様にあいさつをして頂くお母さんはいっぱいいらっしゃいます。ただ残念ながら中にはクラクションをならしたり、「何をグズグズしてたのもう20分も待ってたのよ」と怒鳴っているお母さんがいたりすると、少し残念な気持ちになります。
僕は中学生の卓球の指導をしていますが、一番指導しなければならないのはあいさつだと思っています。このことは学校でも塾でも同じです。あいさつがしっかりしている子は、気持ちがいいです。
勉強がいくらできてもあいさつが言えない子どもは残念ながら、世の中では光り輝きません。
卓球でもそうです。僕はボランティアで頼まれてやっています。今年のような暑さが厳しい夏は、日曜日の日中など体育館は37度になります。滝のような汗をかきながら指導しているわけですが、エアコンの効いた車の中でずっと子どもを待っていて、子どもが出てくるとあいさつをすることもなく走りすぎて行く父兄がいます。
残念ながらそういった親御さんの子どもは、スポーツもやる気があるのかないのか伸びません。
高校でもそうです。授業の最初のあいさつの仕方と成績がしっかりリンクします。あいさつがしっかり出来ない子は、成績もよくありません。お手本は家庭だと思います。
お子さんから「皆んながいて恥ずかしいから塾に顔を出さないで」と言われているかも知れません。大丈夫です。僕の塾は二階が指導室なので、玄関のドアを開けてもたまに自習している生徒が一人二人いるだけです。塾から出てくるのが遅い時は、どうぞ遠慮無くお子さんに迎に来たことを知らせてあげてください。
僕も指導で忙しい時は、「お迎えご苦労様です」ぐらいのあいさつしか出来ませんが、生徒は恥ずかしながらも爽やかな顔をしています。
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かねごん先生、いつもお世話様です。
あいさつはとても大切ですね、まず生き方の基本となるものです。道場へ行くとまず一礼をして道場に入ります。子供たち中高生の剣士たちも知らない人でもまずあいさつします。気持ちいいです。先生方が座っていらっしゃれば、当然正坐してあいさつです。僕も年下であっても先生であればこちらから正坐してあいさつします。というよりみんなが自分にとっての先生である、だからこちらから率先してしっかりあいさつするということです。あいさつできる子たちはやはり気魄が充実してるように感じます。当然親もね。
(かねごん)
しゅうちゃん先生コメントを頂き有難うございます。
子は親の背中を見て育ちます。あいさつはとても簡単なことですが、難しことでもあるんでしょうね。
それにしても、しゅうちゃん先生初段合格おめでとうございます。僕もなにかチャレンジしたい気分です。
投稿: しゅうちゃん | 2010年9月22日 (水) 09時56分