最近のトラックバック

« 大学時代の歌詞ノートが発見された | トップページ | 秋を迎えた »

2010年9月13日 (月)

お金が無ければお金が無いなりの暮らしは必ず出来る

数年前、仕事でお付き合い頂いていた方が突然ブログをやめ、数日後自らの命を絶ってしまった。その1年前にも大変お世話になった同業者の先生が、自ら命を絶った。共に60歳を目前にした生涯だった。

その時、40代も後半に差し掛かっていた僕は、彼らの死に大きなショックを受け、そして彼らの人生を考えた。

年を取ることは確かに体力がなくなり、人によっては比例するかのように精神力も衰えていく。しかし何があっても自らの命を絶つことだけはやってはいけない。50代60代は、言わば人生の総仕上げの時代である。命を絶つということは、多くの人たちに与えた言葉、勇気、叡智を全否定することになる。

全否定された魂は救われることはない。彷徨の時代をさ迷うことになる。

僕はこのブログで度重なる貧乏話を繰り返してきたが、それには大きな理由がある。お金がなくとも頑張っているやつはいっぱいいるんだぞというメッセージを、僕は世の中に発したかった。

何も立派な車に乗らなくとも、立派な家に住まなくとも、人は誰もバカになどしない。見栄をはることはないのだ。お金が無ければお金が無いなりの暮らしは必ず出来る。

僕はタバコを吸わない。酒もほとんど飲まない。夜の街に繰り出すことはない。カラオケは20年間で4回ほど行った。自分で弾けるギターがあるのでカラオケには行かない。この年になるまで、外国に行ったこともない。

夜はこうやってブログを打ち込むことを趣味とし、自らの楽しみにしている。このブログの維持費は月240円である。

塾生の間では有名な話だが、僕の小遣いは1日500円である。この生活に僕は不満はない。毎日個性あふれる生徒たちとの格闘は僕の生きがいであるし、時間を割いて田んぼで汗を流すひと時は、ややもすると軟弱化する僕の精神を肉体を鍛えてくれる。

1週間に1度中学生と卓球をやり、ストレスがたまった日はギターを抱えブルースを唸る。そんな僕を、家内や息子たちは、実に温かく見守ってきてくれた。僕は幸せものだと思っている。

にほんブログ村 教育ブログ 塾・予備校教育へ  愛のクリックに感謝申し上げますo(_ _)oペコッ

かねごんのデビュー作   『僕の夢』

かねごんの受験応援ソング  『エール』  

かねごんの異色ブルース『かぶとむし』

【動画プロデュースby とよ爺先生

« 大学時代の歌詞ノートが発見された | トップページ | 秋を迎えた »

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: お金が無ければお金が無いなりの暮らしは必ず出来る:

« 大学時代の歌詞ノートが発見された | トップページ | 秋を迎えた »