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2010年9月11日 (土)

僕は臆病もんなので、神様には逆らえない

他の複数の塾から入塾を断られた生徒を、今まで何人か指導してきた。他所の塾が入塾を断る理由は、大きく分けると三つある。

一つ、定員が一杯で入塾を断られるケース。一つ、何がしかの障害を抱えていて対応出来ないと断られるケース。一つ、あまりにも学力が無くて断られるケース。

僕の塾は、塾生に辞めてもらうことはあるが、基本的に入塾を断ることはない。生徒が多いときは、日曜日や祝日を全て開放してきた。精神障害を抱えている場合は、病院への通院を条件に入塾を許可してきた。学力が低い生徒に於いては、これこそ寺子屋塾が指導せず、どこがやるんだろうという感じである。

おのずと「あの子がいるから塾に入りたくない」というケースが出てくる。経営サイドから考えれば、イタタタである。しかし、「君が塾にいると他の生徒が来ないので、辞めてください」などと、誰が言えるだろうか。決して言えない。

キモイ、うざい、臭い、そんなレッテルをはって、自分の価値観を侵食して来る生徒を、今の中学生はことごとく拒絶する。学校でも塾でもその傾向は変わらない。

僕は、全ての塾生は縁があって来てくれていると思っている。神様が連れて来てくれているとさえ思っている。だから僕は臆病もんなので、神様には逆らえない(・・笑い)。

どこかの塾のように、進学校に入る児童や生徒ばかり集めて指導することは、とてもたやすいことだろう。中学3年生に、分数の足し算や、小学校低学年の漢字の書き取り練習を指導しなくても済むだろうから。

社会に出ればいろんな人間がいる。強烈な違和感を感じる他人と共存していくには、小学校や中学校での学びが必要だ。

「俺は一生バカな人間とは付き合わない。エリートの集団の中で暮らしていく」などと考えている生徒がいるとしたら、自分こそまさに変人であることに気づかなければならないだろう。

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