ジャズ喫茶の哀愁
遠くの街に出かけると必ず寄りたくなるのが地元のジャズ喫茶だ。僕が初めて入った東京のジャズ喫茶が、吉祥寺のサムタイムだ。それ以来僕のジャズ放浪は止むことを知らない。
ブルースやバラードが流れる瞬間の、あのなんとも言えない緊張感。どんな音が出てくるのだろう、どんな風が吹くんだろう。そんなことを僕は30年間繰り返してきた。
おなじみ一関ベーシーのスピーカーである。僕が生まれて初めて入ったジャズ喫茶だ。高校3年生の時だった。ジョン・コルトレーンのサックスが猛烈に鳴り響いていた。塾の近くでありながら最近はだいぶご無沙汰してしまっている。
学生時代頻繁に訪れたノイズである。ジャズが主流だが、時にロックが流れる店だ。この店で僕は随分音楽を学ばせて頂いた。今年の5月、25年ぶりに訪れたが、まったく昔のまんまだった。
ジャズ喫茶は僕の青春そのものであり、そして老後の楽しみでもある。
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