初盆がやって来る
じゃまたねって手を振ったのに
もう君と逢うことはない。
一緒に過ごした数時間が最後の君との時間だった。
あの出会いが最後だと知っていたら
僕は君に伝えたいことがもっともっとあったんだ。
家族のこと 仕事のこと
僕だけ自分の近況をへらへらしゃべってた。
最後の出会いだと知っていたなら
仕事なんか3,4日休んで
君の故郷までついて行けばよかった。
君にはたいへんお世話になった。
お父さんを早くに亡くした君は
いつもお母さんを気遣っていたね。
51歳で旅立って行った君に
僕は涙だけしかでなかった。
君の初盆がやって来る。
小学校に通う娘さんは
パパの助けが無くとも工作の宿題を終えただろうか。
僕に出来ることは残念ながら何もない。
かつて同じ教室で、子供たちと共有した時間
北の大地で飲み明かした時間
それだけが思いでだけれども
僕はずっと大切にしていきたい。
かねごんのデビュー作 『僕の夢』
かねごんの受験応援ソング 『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
【動画プロデュースby とよ爺先生】
« まだまだイケそうな気がする | トップページ | 恋愛に苦言 »
コメント