義理堅い男たちである
僕の塾の第一期生は今年39歳になるのだが、2期生の卒塾生の二人がそれぞれ毎年塾に顔を出してくれる。卒塾して20年近くたった今でも、わざわざお中元を手にして寄ってくれる。全く恐縮してしまうのだが、義理堅い男たちである。
一人は早稲田を終り、東京でレタリング広告のデザインの仕事をしているM君で、もう一人は関東の国立大学の大学院を卒業し、一関市内で教諭をしているS君である。
高校時代良くも悪くも、僕に洗脳された教え子たちである(・・笑い)。当時の僕は、ヘビースモーカーで、ヘビードランカーだった。二日酔いで仕事をした日々は数え切れない。
30歳頃の僕は、まさに怪しげな宗教団体の教祖のごとくカリスマ性だけはバリバリだったような気がする。なにせハッタリでぶちかました英語の予想問題が、そのまま大学入試に出たりしたものだから、言ってみれば、ノリノリの塾教師時代だったのだろうと思う。
当時の僕の塾は、高校生や浪人生だけを教える予備校みたいなオンボロ塾だった。授業の内容がいつの間にか、宇宙の話や心霊スポットの話題になったり、僕の恋愛物語になったり、当時の塾生に言わせれば、とてもためになったらしい・・・(激バク)。
かねごん先生はいつまでも変わらないですよ、と嬉しいことを言ってくれるのだが、きっと僕はあの時から進歩していないのだろうと思う。
かねごんのデビュー作 『僕の夢』
かねごんの受験応援ソング 『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
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