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2010年8月22日 (日)

読書は人生に於ける運命衰退の最大の防御である

昨夜中3の女子が、「かねごん先生、同じテキストで同じくらい勉強するのに、なぜこんなにも差がつくんでしょう」と切実な質問をしてきた。

家庭学習の時間も同じ、やっている教材も同じなのに、友達は学年4番。自分は40番ということらしいのだが、多くの生徒が直面する問題ではある。

こういう時に常に話題にあがるのが、DNAつまりは親からの遺伝子の問題だ。そこに逃げこむのは簡単であるが、逃げこんでばかりもいられない。

塾教師を長い間やってきて気づくことではあるが、勉強が出来る理由は様々だ。しかし、出来ない理由はいたって簡単である。集中力のなさである。

学年でドンジリにいる生徒は、まず人の話を5分以上聞けない。意識が別の所に飛んで行く。意識どころか視線も体の方向も教師とは別の所にさまよい出す。文字を追っている時もそうである。

人が大切なことを話しているのに、かってにしゃべりだすし、その話題があっちこっちに飛ぶ。そしてここが一番重要な所だが、本を読む習慣がない。

集中力をつけるのに一番いい薬は読書だ。中学生や高校生になって、漫画やアイドル雑誌、エロ本だけではいけない。

おのずといろんな本を読めば、他人の人生観も見えてくる。生きていく指針も構築されるだろう。読書は人生に於ける運命衰退の最大の防御である。

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