日本に再びパワーを
僕が講師に行っている一関修紅高校の生徒達が、最近僕の曲を歌っている。『かぶとむし』を歌っているのだが、なぜか演歌になっている。
「そんなにコブシがまわっていないよ~」と僕が言うと、「そうかな~」と頭をひねりながら、また口ずさんでいるのだが、やっぱり演歌になっている。
先日はとうとう、ギターを生徒が抱えてきて授業中に歌わされた。教室が職員室のすぐ上なので「いくらなんでもやばいだろう」と僕が言うと、生徒達はこのくそあついなか、ベランダや廊下側の窓を全て閉めきって、「かねごん先生これで大丈夫OK!」と準備万端である。
そこまで聴きたいならばと、かぶとむしを披露した。もちろんその後にしっかり授業をやってのは言うまでもない。
高校では三者面談が始まった。就職希望者には相変わらず厳しい状況が続いている。特に県内や市内の求人は激減し、一関管内の求職はほんの数えるしかない。
一人っ子やふたりっ子が多くなっている昨今、地元を希望する長男や長女が多いのだが、現実は厳しい。
豊かな自然に育まれ、おいしい水と空気とそしてお米に恵まれた土地ではあるが、残念ながらこの不況で仕事がない。
どこまでも続く果てしない田んぼの風景を眺めていると、僕は日本人であることを実感するのだが、お米パワーでかつての力強い日本を取り戻したいと思うかねごんであった。
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