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2010年7月 6日 (火)

人生のテーマ

たいがいの人は一度は考えたことがあるテーマであると思うが、人生の成功というのは何をもって成功と言うのだろうか。

子どもに残してあげる通帳の残高や、一戸建ての家などと言う人もいるかも知れない。もしくは、いい学校を出ていい仕事に就くのが人生の成功だと考えている人もいるだろう。スピリチュアルな方ならば、ソウルメイトと出会い愛を育むことだと言う人もいるに違いない。

僕は人生というものは、ある程度年を取り経験を積めば、きっと分かってくるだろうと思っていた。しかし残念ながら、年を取っていろんな経験を経るごとに、人生は謎に満ち充ちて行く。

アメリカの作家で、戦争の不条理を描いた『キャッチ22』の著者であるジョゼフ・ヘラーは、この作品の中でこんなことを書いている。

He  knew  everything  about  literature  except  how  to  enjoy  it. [彼は文学については何でも知っている。ただし、楽しむことを知らない]

同じようにきっと人生も、知るのではなくて、楽しむべきものだろうと思う。凡庸で平凡な人生でいい。ただ喜びと楽しみが、苦しみや悲しみよりちょっと多ければ、それでラッキーなのではないだろうか。

帰る家があって、家族がいて、そして日々の軋轢と苦悩の狭間に、毎日さりげない幸せが点在する人生であれば、それで僕は十分じゃないかと思っている。毎日元気な高校生や中学生と接し、月に何度か好きな卓球をやり、週末に喫茶店でコーヒーを片手にお気に入りのジャズのスタンダードナンバーを聴く。

お金も髪もないけれど、ましてや成功などという人生とは程遠い人生であるが、生かされていることに感謝である。

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