今夜は憂歌団
僕の軽トラックは残念ながらカーラジオもCDプレーヤーもついていない。音楽を聴きながら通勤の夏の風景を楽しむことは出来ないが、窓を全開して浴びる朝の風は気持ちがイイ。
それにしても音楽というものは不思議なもので、不意に耳にしたメロディーで、忘れていた青春のヒトコマを鮮明に思い出すことがある。
辛かったことや悲しいこともたくさんあったはずなのに、込み上げてくる想いは、楽しい思いでばかりである。不思議なものだ。
我々人間というものは言わば、忘却という名の安全弁を持っているのかも知れない。過去の嫌なことを忘れることで、僕らは未来に向けて前進出来るのではないだろうか。
先日コンビニに入った僕の耳に懐かしい曲が飛び込んできた。憂歌団の『嫌んなった』だった。高一の夏、受験に失敗し、彼女にもふられ自暴自棄になっていた僕の心に、沁みいるようなブルースだった。
あの暑かった15の夏を思い出す。
かねごんのデビュー作 『僕の夢』
かねごんの受験応援ソング 『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
【動画プロデュースby とよ爺先生】
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