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2010年7月

2010年7月31日 (土)

言葉、言葉、言葉

今までに講演というものを4回ほど頼まれたことがある。いずれも教育委員会やPTA主催のものだが、だいたい1時間くらいの長さで、原稿用紙20枚ほどのメモを用意する。

演壇に立つときは原稿は持参しない。会場の雰囲気で話が変わるし、アドリブが僕の意志に反して勝手に一人歩きをする。実はこのブログを書くようになって、講演の以来がパッタリとこなくなった。

女房いわく「学校教育の批判を書くからじゃないの」ということだが、僕自身私立高校での授業も受け持っている立場でもあるわけで、それほど学校教育の批判をしてきたつもりはない。いや、ないと思う。ないといいな・・・・

僕がかつてやってきた講演のテーマは、言葉と想いについてである。そしてテレビとケータイの有害さについても熱弁をふるってきた。

人間は言葉一つで生かされることもあるし、絶壁の淵に立たされることもある。日常の言葉が、その人の人生を構築していく。従って言葉が変わらない限り人格は変わらないし、運命は好転して行かない。

多くの中学生が「うざい」 「死ね」 「バカじゃないの」等の言葉を頻繁に口にするが、その言葉が発せられる心の奥の意識が、相手をそして自分自身を痛めつけている。

中学生だけではない。国会中継の議員の野次を聞いていれば、日本の政治家のレベルが分かる。あのレベルだから、今の日本になってしまったのだ。

成績の良い生徒が成績の悪い生徒をバカにする。金持ちの人間が貧乏人を見下し、ちょっとモテるやつが、もてない人を「キモイ」と言って侮辱する。すべて言葉が介入して、人が人を傷つける。

テレビをつけると、そんなネタを笑いにする番組がいっぱいだ。だから僕はテレビが嫌いなのだ。

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2010年7月30日 (金)

僕の健康維持装置

昨日、友人である学び舎の小林先生がブログで、「どうしても書けませんという日が何回か出るようになった。逆さに振っても鼻血も出ないという言い方があるが、あれである。とにかく何か書いて記事を埋めようと思うものの、本当に何も出てこない。」

とブローガーの本音を吐露していたが、僕もまったく同感である。この3年間、1ヶ月35稿~40稿のペースで記事を更新してきた。調子に乗って1日に3稿書くこともあれば、丸一日書かないこともある。

書けないのなら書かなければいいのだろうけれど、無理に文字を埋めようとする我が姿はほとんど病気である。夏期講習が始まり、不眠不休の日々が続いているが、中毒症のごとくブログがやめられない。

最近は国内はもとより、海外からのアクセスも増えている。いったいどういう経路で僕のブログを読んで頂いているのか知るよしもないが、不思議な気持ちである。

ブログに頂いたコメントもこの3年間で、444回になった。わずか3年間であるが、僕のブログを読んで頂きコメントを下さった方の中には、天に召された方も何人かいる。追悼のブログをつづりながら何度涙を流しただろうか。

3年前、僕の記事を毎日読んでくださった方は、身内を含め10名ほどだった。それが今は100名ほどの方が僕の拙い記事を読んでくださっている。感謝である。そして嬉しい限りである。

調子に乗って、ずいぶん生意気な文章を書いてきた(気がする)。自分の経験知でものをしゃべっているつもりだが、僕の価値観が不快感を与えてしまった読者の方も多かったのではないかと思う。この場を借りて陳謝したい。

昨日、LAST DAYという記事をしたためたが、このブログもいつの日か間違いなく終焉を迎える。僕のブログの師匠であり、僕の曲のユーチューブのプロヂューサーでもあるとよ爺先生が、かつて、自分はブログを遺書のつもりで書いているというようなことを話しておられてが、実は僕もまったく同じ気持ちでこのブログを始めた。

6年ほど前、肉体も精神もボロボロ状態にあった僕は、自分の命はそんなに長くないのではないかと思っていた。ところが、このブログを書くようになって、僕は元気を回復してきた。調子に乗って卓球のコーチは引き受けるは、歌ってくれと頼まれればギターを抱えてどこまでも出かけていく。

自分の心の中でくすぶっていた何かが、この3年で弾け飛んでいる感じである。僕にとってこのブログは、健康維持装置のようなものかも知れない。

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LAST  DAY

誰にでも最後の日がやって来る。僕にももちろんその日は来る。

僕は今はとても元気だが、心も身体もズタズタの時があった。理由は分からないが、『死』というイメージがまとわりつくことが多かった。中年特有の更年期障害だったかも知れない。

僕は決してカウンセラーではないが、仕事上どうしてもそのような立場にならざるを得ない時がある。毎年ぎりぎりの崖っぷちに追い込まれる生徒がいて、そしてその生徒は間違いなく家族をも巻き込む。

教室で急に泣き崩れるお母さん。うつむく生徒。学校の先生には失礼だけれど、親御さんは教諭には本音をさらけ出さない。40代のご父兄が、20代や30代の先生にもし人生の悩みを相談出来るのなら、学校はもっと違うものになっていた。

これほどまでに不登校も生れなかっただろうし、70万人とも言われるひきこもりも生れなかったに違いない。

僕は教員の採用試験を受けたことがない。それどころか卒業するのがやっとの状況だった。そんな僕が学校教育云々など言う資格もないのだが、年寄りの愚痴だと思って聞いて欲しい。

親御さんの職業は様々だ。経済状況も、時に国籍さえも違う。

塾というところは不思議なところで、親御さんは本音をぶちまけてくる。子供たちもそうだ。「学歴がなんぼのものですか。先生ってモノはそんなに偉いんですか?」そんな言葉を単刀直入にぶつけてくる方もいる。

学校の先生に限らず、自己中心的な自称知識人は多い。もちろん我々塾人もそうかも知れない。綺麗事の理想像を語り続けることはたやすいが、多くの人は語り部としての魂は持ち得ていない。

大学の友人に小説家の卵がいた。国立大学を中退し、僕のいる大学に入ってきた。一日にタバコを5箱吸い、一ヶ月に2度精神科に通っていた。彼は自分の生い立ちをまさに小説のように永遠に話す特技を持っていた。彼には失礼だったが、当時曲を書き、詩をしたためていた僕にとって、彼の感性は非日常的でとても刺激的だった。

彼はよく、自分の最期の日を話してくれた。太宰や三島の文学を語り、彼らにとっての死が、彼らの文学の終焉ではなく、後世に言葉の残像を残そうとする魂の見えざる策略だと語ってくれた。言葉が完結したならば僕の人生はいつ終わってもいいのだと、その友人は2歳年下の僕に語ってくれた。

病気での死も、事故死も、自殺も、死には変わりないが、魂の存在を信じないものにとって、その感情や感覚のゆらぎはだいぶ僕とは違うはずだ。

小説やドラマで演じられる人生の断片を、僕らは楽しむことはできるが、決して同意しているわけではない。子供たちの人生を見つめる教師の感情も同じようなところがある。各人が歩んできた道が、正しい道だったと思うことは何も悪いことではない。しかし自分の価値観が共有できないものを、小説やドラマを見ているように傍観してはいけない。

プロのカウンセラーは、クライアントに同情していけないし、怒りや悲しみのゆらぎを見せてはいけない。しかし僕は、先生と呼ばれるものはその真逆でなければならないと思っている。

最後の日に、どれだけ自分が他人のために素になれたのか、そのことを実感できれば、僕の先生稼業もまんざらではない終焉を迎えるのではないかと、勝手に思っている。

今こそ魂の教育が必要であると思う。女房との二人三脚の暗中模索はまだまだ続きそうだ。

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2010年7月29日 (木)

ドンマイである

昨夜は夜中1時半に眠りについたのだが、5時前に激しい草刈機械の音で目が覚めた。

こんな早くからいったい誰がと思いきや、我が母だった。70代も半ばにさしかかろうというのに、今だにスクーターにまたがり町をかけずり回るし、草刈機械を背負ってぶんぶん振り回し草を刈る。近隣でも有名なスーパーおばあちゃんである。

50になる息子の僕より間違いなく元気である。彼女の元気のみなもとは、頑固さと負けず嫌い、そして早寝早起きと粗食にある。夜は8時前には就寝し、朝は冬でも夏でも5時前に起きる。

6年前、悪性リンパ腫の癌を患い1年ほど入院治療の生活を余儀なくされたが、年寄りという概念をぶち壊す精神力とタフさで癌を完治させた。

我が家の畑は、いっさい母に任せている。僕は口出しをしない。きっと彼女の頑固さが野菜に伝播しているのだろう。全般に野菜が硬い(・・笑い)。

僕の母は戦争で父を亡くしているが、出兵して行った祖父は自分の妻がお腹の中に新しい命が宿ったことを知らずに戦場に行き、南東の島で戦死した。戦時中の生活の困窮は、想像をはるかに超えるものだったと思う。故に根性が座っている。

時にその根性が座った頑固さにヘキヘキする家族ではあるが、80、90と爆進して行って欲しいと思っている。それにしても息子である僕がダウンしてしまえば母も大変だろうから、僕自身も頑張らなければならない。

我が家は女性が長寿だ。僕の祖母は94まで生きたし、母もこの調子で行くと同じくらい生きそうだ。一方男子は短命だ。父は55歳で他界したし、墓石に刻まれている年齢を見ると、かねごん家の男たちの人生は短い。・・・・ドンマイである。

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2010年7月28日 (水)

受験生ブルース・ぼやき編

部屋で首をふり続ける扇風機

夏ゼミ用のプリントをパタパタはためかす。

首筋ににじむ汗

タオルをかければさらに暑い。

ノー卜に必勝などと書いてみた。

いったい何に勝つんだろう。

受験?勉強?自分の怠け癖?

それともこのくそ暑さだろうか。

今頃みんなどっかの塾の夏期講習だろうか。

学校の宿題でいっぱいいっぱいなのに

よくやるよな~。

それにしてもプリントが埋まらない。

春休みは解答をつけてくれたのに

夏はないってどういうこと・・・イジメ?

参ったな。

そう言えばM子、

塾にカッコいい先生がいるとかでルンルンだったようだが

勝手にしやがれ。

春に教育実習にきた英語の先生やばかったな。

確かお嬢さん大学だったけど、彼氏いるのかな。

あんな先生がいたら俺も塾に行くのにな~。

いかんいかん、また妄想に走りそうだ。

え~と、何、素因数分解せよだって?

因数分解とどう違うんだっけ?

あ~夏期講習行くんだった。

【追伸】

残念ながら夏期講習は締め切りましたが、通常のゼミは空きがございます。

よろしかったらどうですか。by かねごん

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2010年7月27日 (火)

今夜は憂歌団

僕の軽トラックは残念ながらカーラジオもCDプレーヤーもついていない。音楽を聴きながら通勤の夏の風景を楽しむことは出来ないが、窓を全開して浴びる朝の風は気持ちがイイ。

それにしても音楽というものは不思議なもので、不意に耳にしたメロディーで、忘れていた青春のヒトコマを鮮明に思い出すことがある。

辛かったことや悲しいこともたくさんあったはずなのに、込み上げてくる想いは、楽しい思いでばかりである。不思議なものだ。

我々人間というものは言わば、忘却という名の安全弁を持っているのかも知れない。過去の嫌なことを忘れることで、僕らは未来に向けて前進出来るのではないだろうか。

先日コンビニに入った僕の耳に懐かしい曲が飛び込んできた。憂歌団の『嫌んなった』だった。高一の夏、受験に失敗し、彼女にもふられ自暴自棄になっていた僕の心に、沁みいるようなブルースだった。

あの暑かった15の夏を思い出す。

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2010年7月26日 (月)

14時間労働が始まった

中高生が夏休みに突入し、僕の14時間労働が今年も始まった。昼食をとる時間も夕食をとる時間もままならない日々が訪れた。

暑さは相変わらず半端じゃなく、自宅のパソコンのルーターは不機嫌極まりなく絶不調である。きっとブログの更新もまた途切れることがあるかと思うのだが、ご了承願いたい。

本日野球の岩手県大会決勝戦が行われ、一関学院が盛岡大附属を8-2に破り、甲子園の切符を手にした。

私学の一関修紅高校同様、一関学院高校に於いても、ずいぶんと卒塾生がお世話になっている。心からおめでとうを言いたい。昨年は花巻東高校の活躍が連日話題にのぼる日々だったが、一関学院にもまた岩手旋風を巻き起こしてもらいたい。

一回戦を勝ち上がり、試合の日程がお盆休みになるようならば、今年こそ初甲子園を経験したいかねごんである。果たして僕のスケジュールの女神は微笑んでくれるのだろうか。

それにしても高校野球はいい。高校生の一生懸命のプレーを見ていると心が洗われる。さあ明日も夏期講座を頑張るか。

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塾事情今昔物語

塾には二種類ある。資金力を活かし駅前やメインストリー卜の目立つビルディングに教室を構える大手塾と、裏通りの目立たない安アパートを借りてひっそりと営む個人塾である。我が塾は間違いなく後者である。

僕の塾は20年前、ガレージを改造したわずか9坪の小さな塾からスタートした。トイレもなく10メートル離れた大家さんのトイレを借りていた。雨の日や雪の日は子どもたちに大変不便をかけた。僕などは指導の気分転換に近くの公園の公衆トイレまで行っていた。

そんな状況が14年間続いた。天井から雨漏りがし、床が危険な状態になり、6年前大家さんの厚意により現在の教室に建て替えた。大験セミナーなどというだいそれた名前を冠しているが、相変わらず小さな個人塾には変わりがない。

今月は5名ほどの中3生が体験入学に来てくれた。その内3名が夏期講習を受けてもらうことになったが、他の2名は市内の大手塾に入ったらしいと、ご丁寧にも塾生が教えてくれた。勝率で言うと6割である。1年を通じて、だいたい体験入学に来てくれる生徒の4割が残念ながら他の塾に行く。その行き先はいずれもメインストリートでネオン輝く大手塾である。

僕もかつて東京の大手塾に勤めていたことがあるので、広告の物流による市場拡大と、内部生を宣伝戦略に利用する手の内は、いろんな意味でずいぶんと学ばさせて頂いた。

塾の激戦区ではありとあらゆる手段が生き残りをかけて講じられた。経営倫理など崩壊していたと言っても過言ではなかった。時はバブル前夜であった。友人を一人連れてきたら5千円。他の塾から引っ張ってきたら1万円。現金が飛び交っていた。

子どもたちはお金欲しさに勉強そっちのけで、友達の勧誘に奔走する。何でもありの大手塾のやり方に嫌気がさした僕は、2年足らずで辞表を出していた。

岩手に戻った僕は一関の風景にほっとした。ビルに入っている大手の塾などなかったし、アパートや古い民家を間借りしている個人塾が4,5件点在していただけだった。1980年初頭の話である。

そして現在当時より生徒の数が半減したにもかかわらず、塾の数は20件にものぼる。その内フランチャイズの大手塾や予備校が5件ほど、メインストリートに軒を並べている。

昔と違って人間関係が希薄になってきた現在、中高生が友達に声をかけて塾に連れてくるケースはめっきり減ってきた。それどころか塾に通っていることをひた隠しにする生徒の方が多い。親御さんもそうである。

そんな中にあって、生徒を紹介して頂く塾生の保護者の方や、卒塾生のご父兄の皆様には本当に心より感謝申し上げたい。自分の子どもの受験が終われば、塾などというものは親御さんの意識から遠のくのが自然である。それをご紹介頂くとは本当に嬉しい限りである。

僕の塾は今年もそんな方々に支えられ、何とか軌道に乗りそうである。本当に感謝でいっぱいである。

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2010年7月24日 (土)

テレビとの訣別

塾生が勉強の合間に、テレビ番組の話題を僕に振ってくるのだが、残念ながらほとんどテレビを見ない僕は全くついていけない。

僕の情報源はパソコンのウエーブと、コンビニの立ち読みがメインなので、芸能やお笑いの話題はほぼアウトである。子供たちの話を聞いていると、8割がテレビを発信地とする話題である。

誰が離婚したとか、誰と誰が付き合っているとか、誰のCDが発売になるとか、情報のソースは幅広い。このエネルギーの10パーセントでも、勉強に注げばいいのにな~と僕はしみじみ思うのだけれど、なかなかテレビとの訣別は出来ないようだ。

中、高生は一日にテレビの視聴とケータイメールの打ち込みで、平均2.2時間を費やしているらしいのだが、1年間で約800時間になる。ということは、テレビとメールに1年間で約1ヶ月がまるまる消えて行くことになる。

僕は高校時代、この時間の浪費に腹が立ち、テレビと決別した。かつてのブログでも書いたが、22歳までテレビを見ない日常が続いた。そして3年前、このブログを始めて以来、帰宅してからのテレビの時間はまた消えた。

仕事関係のメールの返信や、ブログの打ち込み等で、僕の夜は過ぎていく。あれほど好きだった大リーグ中継も今は見ていない。

ところで松坂大輔は今どこのチームだっけ???

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2010年7月23日 (金)

森裕也先生さようなら

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四畳半スクールの永田先生より、森裕也先生の追悼DVDを頂いた。

音楽と子供たちを心から愛する姿が、映像からにじみ出てくる。31歳、あまりにも早過ぎる人生だった。

5月の連休に、神奈川のとよ爺先生のところで、美川先生が森先生の作詞作曲した曲を披露してくれた。いい歌だった。縁があれば森先生と音楽談義をしたかった。まさかこんなことになろうとは・・・・。

岐阜の上野先生や美川先生、そして神奈川のとよ爺先生が追悼の記事をしたためていたが、本当に悲しい塾屋の死である。交通事故で亡くなったが、不可抗力だった。

告別式には多くの教え子の皆さんが参列した。学校の先生に事情を話し、学校を辞して来た生徒も多かったと聞く。

僕も前に務めていた塾で、27歳の同僚を失った。僕と同い年だった。辛かった。悲しかった。一緒に働いていた四畳半スクールの永田先生の想いを考えると、また辛い。

今夜DVDを見ながら、あふれる涙とともに、久しぶりに酒を飲んだ。運命は時に過酷だ・・・。

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2010年7月22日 (木)

仕事を続けるコツ

僕なりに仕事を続けるコツみたいなものがこの頃分かってきた。

万人に愛される塾ではダメだということである。入ってくる生徒に迎合ばかりしていると、自分のスタンスを見失ってしまう。最大公約数を狙うのではなく、ピーポイントの指導でなくてはいけない。

生徒が集まらない年などは、いろいろ悩んでしまうが、そこで軸がブレてしまってはいけない。月謝を下げるとか、一ヶ月の無料体験などというのは、一番あとからダメージがやって来る。

だいたい無料の夏期講習などというものが昨今この業界で増えているが、講師の先生に失礼千万である。誰が考えても分かるだろうと思うが、末期症状である。

いいものには代価を払う。それが世の常識というものである。常識が分からないものは、やっぱり淘汰されるのである。

我々は職人ではないので、伝統工芸品のようにずっと同じモノを作り続けるわけにはいかない。世の中のニーズに応えていかなければならないが、媚を売ってはいけない。

先程軸がブレてはいけないと言ったが、そのために一番必要なことは感謝である。今月は塾生が3人しか入らなかったな~ではなく、3人の子どもたちと新しい縁を持てたことに感謝をすればいいのである。それが自然に出来る人は、発想力も自然に湧いてくる。

僕は決して有能な経営者などではない。しょっちゅう赤字を出すし、金策にかけずり回ることもしばしばである。しかし絶体絶命だと思ったことは一度もない。簡単な理由である。僕は生かされている。それだけのことである。

仕事を続けるコツは生かされていることに感謝を失わないことであると,僕は思っている。僕らはどんなにあがいても、どんなに駆けずり回ても、お釈迦様の手のひらで踊らされているか弱い人間かも知れない。しかし手のひらの周りには吸収すべき限りないパワーが満ちみちている。

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2010年7月21日 (水)

今度は消しゴムの話

2年前に、中高生が所持している筆箱と成績等の因果関係について僕なりの見解を書いたことがあった。全国には、子どもたちの持っている筆箱の形態と日常性の関連について興味をお持ちの方が多いようで、かなりの頻度で、筆箱について書いた僕のブログにアクセスを頂いている。

当時のブログにも書いたのだが、化粧用ポーチのようなでかい筆箱に、ビューラーのようなものを入れている女子生徒で、残念ながら成績優秀な生徒はいない。カンペンの蓋が見えなくなるくらいプリクラを貼りつけているような生徒にも、残念ながら集中力が優れている生徒はいない。

そして意外と思われるかも知れないが、塾に鉛筆と消しゴムだけをポケットにしのばせてくる生徒の中に、学年のトップクラスの生徒がいたりする。分からないものである。

そこで今日は消しゴムに着眼したお話をしたい。実は成績優秀者に共通する消しゴムがある。中学校時代、クラスでトップだった僕の同級生もそうだったし、昨年まで塾にいた学年トップの生徒もそうだったが、大きな消しゴムを持っている。

決してチビタ消しゴムや、ネズミが齧ったような消しゴムを持っていない。そして不思議だが、ほとんど無くさない。

学年トップの生徒が、「消しゴムを無くしたので貸してくれませんか」などとは決して言ってはこない。1年間なり2年間なり見ていると、同じ消しゴムを丁寧に使っている。シャープペンの先でホジホジしたり、誰かにぶつけるために削った跡もない。

毎回のように、「消しゴムを無くしたので、先生貸して」などと言っている生徒は、成績もおもわしくないということだ。

たかだか消しゴム一個でも、モノを大切にする精神は集中力を生みだす。受験生諸君!この夏休みを契機に、大きめのいい消しゴムを一個買って、丁寧に受験まで使いこなしてはどうだろうか。

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2010年7月20日 (火)

おとうさん!おとうさん!おとうさん!

夜の帳が下りると、玄関の明かりに蚊が集まってくる。その蚊を目当てにカエルたちが集まってくる。6匹、7匹、8匹・・・。そのうちの何匹かが家に侵入してくる。

おとうさん!おとうさん!カエルが入ってきた!外に出して!

山里に住んでいながら息子たちはカエルが苦手だ。横浜生れの我が女房も虫やカエルはさわれない。仕方なく僕がかわいいカエルたちを外に連れ出す。

三日前のこと、母が叫んでいる。おとうさん!おとうさん!キラ(我が家のメス猫)が栗鼠のようなネズミを捕ってきてどこかに放してしまった。

僕は仕事に行く直前だったので、そのまま放ったらかしにして家を出た。今朝奥の部屋から異臭がする。ひょっとしたらと覗いてみたら、ネズミにあらず大きな栗鼠が連日の猛暑で腐敗し始めていた。

誰も気持ち悪がって近寄りもしない。僕の出番である。一体僕がいなかったら我が家の住人たちはどうするのだろうか。

毎日毎日「おとうさん!おとうさん!」の声に、僕は便利屋のおじさんのごとく家を駆けずり回ている。我ながらよく出来たお父さんだと思う(・・笑い)。

PCの前で夜な夜なブログを打ち込んでいるだけではないのだと、家族に胸を張りたいのだけれど、そうもいかない事情があったりするかねごんオヤジである。

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モダンジャズはやめられない

高校時代の僕の友人たちは、ギター好きはいっぱいいたが、俗に言うロック少年ではなかった。僕と同じように単に目立ちがりやで、女の子にモテたいとか、文化祭で目立ちたいとか、そんな不純な動機の輩が多かった。

ツェッペリンの『天国への階段』のイントロを耳コピーで弾いて、ハイおしまい。そんな連中だった。

僕といえば、軟弱なフォークソングや、アメリカのポップスに身を任せ、ネチネチとした詩のようなものをしたため、自己陶酔の世界に浸っていた。

そんな僕がジャズに目覚めたのは、あるカセットテープがきっかけだった。当時FMではビリー・ジョエルの『オーネスティ』がヒットチャートを驀進していた。僕はナケナシのお金をはたいて、その曲が入っているミュージックテープを買ってきた。

My life という曲のフェードサンドに強烈なサックスのビートが入っていた。それが僕のジャズとの出逢いだった。もちろんそれまでにもテレビやラジオでジャズは聞いていたが、これほどまでにビートの効いた音楽が世の中にあるのかと、しびれてしまった。

サックスのジャズに魅了された僕は、アート・ペッパーやコルトレーンを筆頭に、ジャズの世界に酔いしれていった。あれから30年以上の歳月が過ぎた。やはりモダンジャズはやめられない。

青春時代、タバコの煙とコーヒーの香りが立ち込める暗いジャズ喫茶で聴いた名曲の数々が、耳を澄ますと聞こえてきそうだ。

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2010年7月19日 (月)

バイオリズムは6年周期

人生にはいろいろな波がある。自分の努力や日常の振る舞いに関係なく突然やって来る障害や、棚からボタ餅ではないが、降って湧いたような幸運というものもある。

僕はパソコンの占いなどで、たまに家族や自分のバイオリズムを見ることがある。四柱推命や星座占いに全く興味がない人には愚の骨頂だろうが、僕や女房は結構生活の一部として活用している。

例えば今年は新規の仕事は控えようとか、今年は押しの一手で行こうなどという感じである。

ちなみに僕のバイオリズムは6年周期である。人生を振り返ってみると6年ごとに転換期を迎えてきた。

小学校に入るまでを第1ステージとすると、第2ステージは僕の場合ちょうど小学校の6年間だった。高校を終えて東京での暮らしもちょうど6年間だった。それが第4ステージ。岩手に帰ってきて務めた私塾の期間も6年だった。

独立して今の塾を始めて18年目、第9ステージ突入とともに僕はブログを開始した。今度は54歳に僕の第10ステージの人生がやって来る。今度は僕は何をしでかすのだろうか。ある種楽しみでもある。

皆さんも人生を振り返り、自分のバイオリズムの周期を検索してみてはいかがでしょうか。次の人生の計画や青写真が見えてくるかも知れませんよ・・・・・。

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2010年7月18日 (日)

ワンダフルワールド

久しぶりにNHKの連ドラにハマっている。『ゲゲゲの女房』を毎日見ている。水木しげるとその奥さんの生きてきた時代は、まさに僕の父や母が生きてきた時代と重なる。

水木しげるが作品のヒントを得るために、ナケナシのお金をはたいて質屋からテレビを買ってくるシーンがあったのだが、そのテレビはまさに我が家で初めて買ったテレビそのものだった。懐かしかった。

戦争で片腕をなくした水木しげるが、漫画家としてペン一本で生計を立てていく姿は、まさにワンダフルワールドだ。どんな困難さにも飄々と立ち向かうエネルギーと創作力は、僕のような自営業を営むものには一筋の光である。

毎日赤ペンを握りしめ、添削指導に明け暮れる僕にとって、『ゲゲゲの女房』は背中をむんずと押してくれる、いい話である。僕もワンダフルワールドを生きていきたい。

ところで、5月の連休に神奈川のとよ爺先生に大変お世話になったのだが、平塚の春の宴の際に、とよ爺先生のお兄様が、ワンダフルワールドを歌って下さった。や~本家本元の歌より僕は感動してしまった。

全く失礼ですが、還暦を過ぎたとは思えない若々しい声とお姿にかねごんはただただ脱帽するばかりでした。

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2010年7月17日 (土)

夏、夏、夏・・・

今夜は蛍が茶の間に舞い込んできた。毎日雨が降り蒸し暑い。

僕の家は自然だけが取り柄の山里にあるのだが、暑い日はさすがにうっとうしい。蝉しぐれが気持ちイイと感じるのは朝ぐらいで、汗が滴り落ちる午後ともなると頭の中に強烈なインパクトを与え、ジージーという蝉の声が反響して目眩を覚える。

冬の寒い日は、早く暖かい季節が来ないかと待ちどうしいのだが、いざ暑い夏がやって来ると、凛とした冬の寒さが懐かしい。まったく僕は気まぐれでいやなやつだと思う。

我が家にはエヤコンなどという文明の利器がない。扇風機だけが必死に頑張っている。子どもの頃はスイカを井戸水につけて、むしゃぶりつくのが夏の恒例の風物詩だったが、今は冷蔵庫からアイスクリームを取り出して額にあてて、瞬間の冷涼感を感じるのが我が家の夏の定番になっている。

もうすぐ夏期講習がやって来る。今年の夏は例年になく暑くなりそうだ。塾の冷蔵庫にアイスクリームはないが、氷のストックを多くしておこうと思う。塾生の皆さんは、氷でもほうばって、夏を乗り越えて欲しい。

今日、僕にとってのひとつの夏が終った。県大会が終了した。我が花泉中学校卓球部男子は、二戸市第一代表の一戸中に3-2で勝利したものの、2回戦で宮古市の豊間根中に0-3で完敗した。3年生の夏が終った。

また来週から新人戦に向けての一歩が始まる。僕の卓球バカの日々はまだまだ続く。

(連絡)

本日7月17日は花巻市での県大会のため塾はお休みでした。明日の日曜日は振り替えとして朝9時より土曜の時間帯で指導を行ないます。また夏期講習の空きが若干ございます。体験入学や入塾面談も明日やっておりますのでよろしくお願いします。

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2010年7月16日 (金)

僕の一日

4月から夜は1時就寝、朝6時起床という日々が続いている。僕の家では岩手日日新聞という地方紙をとっているだけで、全国紙をとっていない。朝起きると新聞替わりにPCにスイッチを入れ、全国のニュースやトピックスを眺める。と同時にリンクをしている先生方のブログ記事を読んで、僕の一日は始まる。

珈琲豆を手回しのミルで挽き、息子たちを起こし、犬のボブとメス猫のキラにおはようの声をかけ、自宅の畑で採れたトマトとキュウリとハーブを挟みパンを食べ、僕は市内の高校に出かける。

月曜日以外は、午前中英語の授業があるのだが、その授業を終えると僕はそば屋さんに向かう。これと言った道楽はないが、あえて言うならそば道楽だろうか。タバコも酒もギャンブルもやらない僕だが、そばだけはうるさい。

そば屋さんを出ると古本屋さんに立ち寄る。だいたい30分は読書タイムだ。2時頃までには塾に入る。添削プリントやら、このブログの下書き原稿を書き終わる3時過ぎには第一陣が教室にやって来る。

一番生徒が混みだすのは夜の7時頃。そして最後の生徒が帰る頃には、時計も10時近くになる。駐車場に停めてある愛車の軽トラックに乗り、塾から18キロ離れている花泉の自宅に着くのは10時半頃。

ご飯を食べ、その日のメールをチェクし、ブログを打ち込み僕の一日は終わる。

いつの日かこのルーティンが終わる日が来るのだろうと思う。今年は、僕がちょくちょくお邪魔していた幾つかの先生方のブログが終焉した。そして塾そのものを閉校した先生もいる。

先生と呼ばれる仕事に就き、30年近くが過ぎようとしている。だから何だと言うことではないが、僕はもう少し走り続けなければならない。自分がやれることを信じて・・・・。

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2010年7月15日 (木)

中学校時代の恩師

僕が中学2年、3年の時に担任をして頂いたT先生は、気骨のある音楽の先生だった。

クラスに8人兄弟の末っ子の同級生M君がいた。ホームルームの時だったと思うが、M君が8番目だと知ってクラス内で笑いが起こった。T先生が激高した。

「今笑った者は立ちなさい!」

「いい、あなた方がこの世に生を享けたのは、両親の愛によってですよ。子どもを産み育てるのに、どれだけの愛と苦労と情熱が必要だったか考えなさい。私も子の母だけれど、子どもを生むのは女性にとって喜びであると共に、命がけなの。今笑った人は、その命がけの行為を侮辱したことなのよ!」

35年も前の出来事なので、一字一句覚えているわけではないが、上記のようなことを先生は話されたと記憶している。

僕は先生のその激高した言葉で、一発でファンになってしまった。だるかった音楽の授業が僕の中で一変した。

一方M君は、同級生の中でも早く結婚し、20代で自分の家を建てた。彼は後年僕にこんなことを話してくれたことがある。

「俺さ兄弟がいっぱいいたからさ、早く独立して独り立ちしたかったんだよな。20代で家を建てたけどさ、親戚にも親にも一円もお金借りなかったよ。それが自慢かな」

彼は中学校も高校も僕と同じだった。おまけに彼の息子と僕の息子も同級生である。50歳になる僕は家を建てるどころか、築35年を過ぎた我が家の修理代にも事欠くありさまで、まったく困ったものである。

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2010年7月14日 (水)

言葉は世界を創造する

ここ数年中学生や高校生を指導してきて一番感じることは、コミュニケーション能力の低下である。あまりにも寡黙な生徒が多い。言葉が出てこない。

自分の意思表示が出来なければ困るはずなのに、ハッキリものを言わない。まさかケータイによるメール習慣がそうさせているのではないだろうが、人間関係の不自由さをお互いに感じているのではないだろうか。

突発的な少年犯罪が増加しているのも、お互いの伝達能力が劣化しているためではないかと思っている。

特に今の中学生は、集団の中で目立つことをよしとしない。謙虚さと言えば聞こえはいいが、何かにつけ消極的である。自信がないのである。大人たちが子どもたちに向かって、これほど自信を持てと叱咤激励する時代もないのではないだろうか。

「自信を持てと言われても、自信がないから持てない」という多くの声が返ってくる。コンピューターが発達して、テストの偏差値も、志望校の合格判定も算出される時代、数字を突きつけられて、自信を喪失する子どもたちが多い。

しかしデーターはあくまでもデーターである。将来の夢や希望の達成確率までもが、分析されたわけではない。がっくり肩を落とすことなどないのだ。

人はそれぞれの63億分の1の輝きを持っている。63億分の1の想いと個性がある。それをエネルギーとして発する手段は、言葉が基本だ。

旧約聖書の創世記第1章、神は「光りあれ」と言われた。すると光があった。

そう、言葉は世界を創造する。

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2010年7月13日 (火)

就職にもの申す

7月に入り、高校生の就職活動が解禁になった。地元企業に就職を希望する高校生には、依然厳し状況が続いている。

大学生に於いても、希望する企業への就職が叶わず、7人に1人が就職留年をしている現実が明るみになった。

先月の末に、地域企業の就職ガイダンスが開催され、企業が求める人材像なる冊子が配られた。共通に散りばめられている言葉は、挨拶、協調性、積極性、明るさなどであるが、教養とか知性などという言葉が全面に出てこないのが、不思議な感じがしないではない。

休まず健康で、逞しく元気な生徒が欲しいという企業側の思惑は分からないではないが、高校生全員が運動部系なわけではない。大学進学という選択肢を選ばなかった生徒の中には、優秀な人材が多くいる。

面接や作文、出席日数重視の採用だけではなく、筆記試験重視の枠も、もっとあってもいいのではないかと思う。僕は、高校生の若者たちを、製品製造のための歯車と考える企業側の空気感が好きではない。

面接と作文、そして調査書で高校生を採用する企業側の態度は、一見良心的に思えるが、どこかに高校生の能力を軽んじている経営者サイドの傲慢さが見えてきてしょうがない。

そんなことを考えているのは僕だけかも知れないが、そんな日本企業の体質が、日本経済の機運を損ねてきたような気がしてしょうがない。

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未知との遭遇?

今年は天候がめまぐるしく変わる毎日で、体調の管理が大変である。

それほど暑くはないのだが、湿気がすごい。ねとねとしている。パソコンもだいぶダメージを受けたようで、今日も調子が悪く、途切れがちであった。

僕のPCは今年正月の初売で買った、富士通のウインドウズビスタである。やや旧式のモデルだったので、9万円台で買うことが出来た。もちろんセブン対応なのだが、進化しすぎて未だに使いこなせていない機能がたくさんある。

長男は今年の4月から会社勤めを始めているのだが、アップルコンピュータのノートパソコンを買った。僕のパソコンの3倍はしたはずである。父親である僕より経理上は稼いでいるようなので、文句は言えないのだが、彼が買ってきたワイヤレスのルーターが安物だったようで、それが先日からトラブルメーカーになっている。

僕はハッキリ言ってPC音痴である。プラスとマイナスの電気が、何故これ程の情報量を2進法で伝達できるのか、未だに謎である。地球人はUFOなどで騒いでいるが、こっちのほうが僕には未知との遭遇である。

ユーチューブで中国の面白い映像を発見した。笑ってください。

もう一つおまけです。

完全に上から吊るしている紐が見えています。こんな子ども騙しの映像にユメユメ騙されませんように・・・・。宇宙人かねごんからの警告でした。

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2010年7月12日 (月)

偶然が二度続けば・・・

二度あることは三度あるという至言があるが、偶然が2度も続けばそれは必然でありある種の奇跡である。

鎌倉時代九州に攻めて来た中国の元は、一度ならず二度までも台風の到来によって海の藻屑と消えた。世に言う文永弘安の役である。鎌倉幕府の勝利は単なる偶然であったのだろうか。

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四日前のことである。うちのメス猫のキラが雀を捕まえてきた。茶の間に持ち込んで来たので、家内が騒いでいる。キラには可哀想であったが、雀の羽が部屋中に散乱するので、仕方なく雀をテッシュで包み、手のひらに抱えて、畑に埋葬しようと持っていた。

畑の土に置こうとした瞬間、スズメが元気に飛び立っていったのである。僕は一瞬目眩がした。夏の暑さのせいだけではなかった。

思い出した。小学校の頃、庭先にぐったりして横たえていた雀を土に埋めてやろうとして同じように両手で包んで雀を持っていたら、スズメが命を吹き返し空に飛んでいった。

子どもながらに言い知れない戸惑いと感動を経験した。40年以上の時を経て、僕はあの不思議な一瞬を思い出していたのである。

キラがきっと急所を外して、雀と戯れていたのかも知れないが、もしかすると人間というものには未知なるパワーが秘められているのかも知れない。

夏の日差しの中で、僕はそんな妄想に浸っていた。

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2010年7月11日 (日)

一生懸命やることが尊いのだ

今朝は5時半に起き、卓球会場の花巻市に向かった。

夕方までずっとベンチコーチをやっていた。県大会前最後の個人戦、僕の頭の中に県大会団体戦のオーダーメンバーの青写真が出来上がった・・・・ような気がする。

今回の大会が1年生のデビュー戦であった。元気にプレーをしている姿は初々しく、清々しい風が体育館に吹いていた。

僕には部活の哲学がある。哲学などと言うとおこがましいが、上手い生徒にも下手な生徒にも、平等に練習をする場を設けてあげることだ。

強い生徒だけを強くし、弱い生徒を見放すことだけはしたくない。試合で勝つことだけが、すべてではない。スタートラインはそれぞれ違う。一生懸命やることが尊いのだ。人生とはそういうものだと思っている。

勉強もそうだが、それぞれの能力が違うんだということを前提にした指導をしなければ、人間は育たない。先程スタートラインは違うと言ったが、ゴールラインは同じだ。皆んな間違いなく死んでいく。お金持ちも天才もそうじゃない人も皆んな。

この究極のゴールに向かい、一日一日を楽しく充実した日々を過ごせるように僕らは努力する。それだけのことだが、それが難しい・・・。

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2010年7月10日 (土)

ブログを休息してしまいました

「かねごんさん、体調でも崩したんですか」という言葉を皆さんから頂いた。

3日間ブログを更新しないでしまったことに、陳謝申し上げる。

実は3日前は、夏バテでヘロヘロになり帰宅してバタンキューであった。目眩と吐き気ですぐ布団に入った。そして一昨日と昨日は、パソコンが使用不能に陥った。ルーターが猛暑のせいで、機能しなくなってしまった。本日午前中に市内の電気屋さんに来てもらい、ようやく復旧した。

昨年ブログ配信会社への経理処理ミスでアクセスを止められて以来のブログ休息になってしまった。申し訳ない。

それにしても毎日このわくわく日記にアクセス頂いている皆様には心から感謝申し上げます。下手の横好きの拙い文章でありますが、正直言ってアクセス数が毎日書くことの励みになります。

今回のような突然の休息がまたあろうかと思いますが、今後も大験セミナーわくわく日記をよろしくお願いいたします。

ヘロヘロ状態の僕は、アンジェラ・アキのこの歌に今回も心があらわれ、リハビリ状態から脱却できたしだいです。

手 紙 アンジェラ・アキ in西宮市立甲陵中学校でのライブでお聴きください。

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2010年7月 7日 (水)

夏色の風景

町の至る所に夏祭りのポスターが貼られている。一関は8月の6,7,8と夏祭りである。花火大会や夜店、そして神輿(みこし)がねり歩く。

また昨年、不況の影響で中止になった一関川崎町の花火大会が復活する。

結婚して子どもが生まれてからは毎年夏祭りには出かけているが、中学生や高校生の頃はこの祭りというのが好きではなかった。ほとんど行ったことがない。

一緒に行く彼女がいなかったというのが本音ではあるが、あの祭りが終わった後のもの寂しさが好きになれなかった。遠くに花火の音を聞きながら、家で寝転がって小説などを読んでいるのが僕の祭りの日の定番だった。

浴衣に下駄履き姿の少女達が闊歩する田舎の風景に、馴染めないまま僕の夏は過ぎて行った。夏祭りの喧騒が近づくと、毎年思い出す歌がある。

この曲を聴いていると、通り過ぎてきた夏色の風景が心にしみる。

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2010年7月 6日 (火)

人生のテーマ

たいがいの人は一度は考えたことがあるテーマであると思うが、人生の成功というのは何をもって成功と言うのだろうか。

子どもに残してあげる通帳の残高や、一戸建ての家などと言う人もいるかも知れない。もしくは、いい学校を出ていい仕事に就くのが人生の成功だと考えている人もいるだろう。スピリチュアルな方ならば、ソウルメイトと出会い愛を育むことだと言う人もいるに違いない。

僕は人生というものは、ある程度年を取り経験を積めば、きっと分かってくるだろうと思っていた。しかし残念ながら、年を取っていろんな経験を経るごとに、人生は謎に満ち充ちて行く。

アメリカの作家で、戦争の不条理を描いた『キャッチ22』の著者であるジョゼフ・ヘラーは、この作品の中でこんなことを書いている。

He  knew  everything  about  literature  except  how  to  enjoy  it. [彼は文学については何でも知っている。ただし、楽しむことを知らない]

同じようにきっと人生も、知るのではなくて、楽しむべきものだろうと思う。凡庸で平凡な人生でいい。ただ喜びと楽しみが、苦しみや悲しみよりちょっと多ければ、それでラッキーなのではないだろうか。

帰る家があって、家族がいて、そして日々の軋轢と苦悩の狭間に、毎日さりげない幸せが点在する人生であれば、それで僕は十分じゃないかと思っている。毎日元気な高校生や中学生と接し、月に何度か好きな卓球をやり、週末に喫茶店でコーヒーを片手にお気に入りのジャズのスタンダードナンバーを聴く。

お金も髪もないけれど、ましてや成功などという人生とは程遠い人生であるが、生かされていることに感謝である。

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2010年7月 5日 (月)

日本に再びパワーを

僕が講師に行っている一関修紅高校の生徒達が、最近僕の曲を歌っている。『かぶとむし』を歌っているのだが、なぜか演歌になっている。

「そんなにコブシがまわっていないよ~」と僕が言うと、「そうかな~」と頭をひねりながら、また口ずさんでいるのだが、やっぱり演歌になっている。

先日はとうとう、ギターを生徒が抱えてきて授業中に歌わされた。教室が職員室のすぐ上なので「いくらなんでもやばいだろう」と僕が言うと、生徒達はこのくそあついなか、ベランダや廊下側の窓を全て閉めきって、「かねごん先生これで大丈夫OK!」と準備万端である。

そこまで聴きたいならばと、かぶとむしを披露した。もちろんその後にしっかり授業をやってのは言うまでもない。

高校では三者面談が始まった。就職希望者には相変わらず厳しい状況が続いている。特に県内や市内の求人は激減し、一関管内の求職はほんの数えるしかない。

一人っ子やふたりっ子が多くなっている昨今、地元を希望する長男や長女が多いのだが、現実は厳しい。

豊かな自然に育まれ、おいしい水と空気とそしてお米に恵まれた土地ではあるが、残念ながらこの不況で仕事がない。

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どこまでも続く果てしない田んぼの風景を眺めていると、僕は日本人であることを実感するのだが、お米パワーでかつての力強い日本を取り戻したいと思うかねごんであった。

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14歳の夏、青春の風が吹いていた

昨夜のスコールのようなどしゃ降りがやってきて、今日はいよいよ夏らしい暑さが戻てきた。

期末テストの結果を踏まえて、志望校の選択がジリジリと要求される受験生にとっては、いよいよ正念場の夏休みがやって来る。

岩手県は中総体の県大会が7月17日、18日の両日開催されるが、今度の大会で部活を引退する3年生がほとんどだろうと思う。切り替えが大切である。

恋愛と同じく、後を引く生徒が多いが、負けたものはしょうがない。スポーツでご飯を食べていく決心をしている生徒は別だが、将来の新たな夢に向け、勉学にいそしんでもらいたい。

14歳の夏休み。なんだか切なかった想い出が僕にはある。ちょうどこんな曲の感じだったろうか。青春の風が吹いていたな~。

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2010年7月 4日 (日)

県民卓球大会が終わる

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県北の宮古市に行ってきた。県民の卓球大会が宮古市であった。浄土ヶ浜が有名である。晴れれば上のような光景が展望出来るのだが、あいにく当日はガスがかかり、白い世界が広がっていて水平線どころか、近くの奇岩も見えなかった。

試合結果は3戦3敗だった。なにせ前日痛風の痛み止めの注射を打ってもらっての参加だったので、練習もままならぬ状態での本番、撃沈してしまった。

今度は花巻市での中総体県大会である。卓球漬けの日々が夏休み前まで続く。

宮古から一関に戻る道中、三陸海岸を南下してきたが、海岸ではサーフィンに興じる人達が夏の日差しを浴びていた。

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夏期講習の準備、保護者面談が始まる。明日からまた日常の業務に復帰だ。

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2010年7月 3日 (土)

平泉二人旅

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風聞園で頂く水出し珈琲は本当に美味である。暑い午後の喉を潤してくれる。

斉藤さんは相変わらず寸暇を惜しんで、森閑とした森のなかで、自作の造形の下準備をしておられた。青木先生を紹介すると、「岐阜ですか。僕の友人が岐阜にいましてね~と、京都の大学で青春を過ごされた斉藤さんは、若い頃の日々でも思い出されたのだろうか、午後の木漏れ日のなかで、懐かしげな表情をされた。

風聞園を後にした僕らは、次のスポットに向かった。

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岩屋の達谷である。平泉が世界遺産を目指すまさに最後の砦である。ひんやりとした空気感が漂よう洞窟に鎮座する毘沙門天をはじめとする神々の造形は、見るものを凌駕する。

本堂に入ったのは僕も25年ぶりのことである。背筋がピーンと張りつめた感覚を味わった。青木先生が来なければ味わうことのない7月のみちのくであった。

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その後源義経臨終の場所である、高館に向かい今度の、青木先生と僕の半日の旅を終えた。次回は是非、とよ爺先生や岐阜の上野先生、美川先生らも交えた塾オヤジIN岩手を開催できればと思っている。学び舎の小林先生、中央塾の斉藤先生ともども、風聞園談義をやりたいかねごんである。

青木先生本当に遠路はるばる岩手路においで頂きありがとうございました。ぜひまたお会いしましょう。

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2010年7月 2日 (金)

岐阜から来客あり

今日、岐阜の青木先生が僕に会うために、一関に来てくれた。名古屋から仙台港までフェリーに乗り、仙台で前泊し自家用車でやって来た。その行動力に脱帽である。Syouzi

20代の若き塾教師である。僕とは親子ほど年が離れている。僕の塾の社長である家内が撮ってくれた写真であるが、彼女を前にして緊張気味の青木青年であった

青木先生とは今年のGWに神奈川のとよ爺先生のところでお会いした。好青年である。「かねごん先生のいる岩手に遊びに行っていいですか」と別れ際に僕に言ってくれたが、こんなに早く遠路はるばるやって来るとは、さすが美川先生の秘蔵っ子忍者である。

二人は僕の愛車の軽トラックで、観光旅行に繰り出した。

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はじめに向かったのは空飛ぶダンゴで有名な厳美渓(げんびけい)である。早速400円を籠に入れ、僕らは空飛ぶダンゴであるカッコウダンゴを手に入れた。次に向かったのは風聞園である。

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ご存知斉藤氏の芸術の館である。しばし青木先生も言葉を失った感じである。きっと予想を超越した静謐感だったのだろうと思う。(つづく)

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学力の劣っている生徒をないがしろにする市場経済が構築されてしまっている

進学塾らしきネーミングの塾を営んでいて言うのもおこがましいが、今日本の教育は出来る生徒を優先して、学力の劣っている生徒をないがしろにする市場経済が構築されてしまっている。

本屋さんの参考書や問題集のコーナーに立ち止まってみると一目瞭然だが、中間や期末テストで、20点や30点を取る生徒に対応できるものなど何も無い。全ての教材が優秀な生徒のための参考書や問題集である。

塾でもそうである。最初から進学校を志望する生徒しかとらない塾が大半である。そうじゃなくとも、塾内テストの全員分の結果を張り出している塾の体験入学などを経験したら、日頃20点ぐらししか取れない生徒はそんな塾には入らない。いや入れない。

塾の本音を言えば、出来る生徒に入って欲しいのである。理由は簡単だ。結果を出してくれるからである。つまり宣伝になるのだ。

出来ない生徒は、出来る生徒の3倍も4倍も指導の手間がかかる。なんとか合格に導いても、その高校が俗に言う低学力校であれば、世間は評価をしてくれない。本来は一番評価をしてもらいたいところなのに残念である。

僕の塾は、塾生の1/3が進学校受験者である。そして1/10の生徒が学校の授業がチンプンカンプン。ゆえに塾に来て教えを請う生徒達である。学校から宿題を出されても、自力では解けないし、一人勉強である2Pノートをやれと言われても、何をやったらいいのか分からない生徒達である。

寺子屋式の塾ゆえに何とか対応出来るのだが、それでもやはりそういった生徒を置き去りにしてしまう状況は時に生まれてしまう。それは生徒が混み合っている時間帯の風景に現れる。

機転の効く生徒は、僕の指導がすぐにまわって来ないことを知るやいなや、その僅かな時間に学校のワークを取り出して演習を始める。一方のんびり屋さんの生徒は、僕が指導にまわって来るまで、ノートやプリントの裏に漫画を描いたり、鼻をホジホジしている。こちらから指示をしないうちは何もやらない。

かつて僕の町には、そういった低学力の生徒の面倒を見てくれる良心的な個人塾が結構あった。残念ながら今はない。労力がかかる割には収益が上がらないし、そういう生徒が増えれば増えるほど優秀な生徒が入って来なくなる。ゆえに進学校への実績が出ず、いつしか看板が消えて行くのである。

僕もこの20年間いろいろな生徒を指導したが、あまり面倒見が良すぎて(・・苦笑い)廃業に追い込まれそうな年が何度かあった。実は今年の春もその危機を迎えた。3月、4月、5月と新中3生の入会がゼロだった。おかげでと言う表現は不適切かも知れないが、在籍している受験生の基礎学力は飛躍的に向上したと自負している。

「この塾に入って良かった」と心からの感謝の言葉を頂いた。危機を迎えた、などと大げさな表現をしてしまったが、市内の私立高校さんに講師として雇っていただいているので、なんとか生活費を捻出できたが、残念ながら今年も21年目を迎える軽トラックを買い換えることが出来なかったかねごんである。

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2010年7月 1日 (木)

人は思った自分になる

自殺が増えている。僕の町一関の人口は12万人弱だが、日本人の自殺者数の3年間をトータルすると、僕の町の人口が消えてしまう。

人は時に、過酷な時代を経験する。挫折や病気や貧困、失恋など、突然不幸の影は忍び寄ってくる。

僕は宗教人でもないし、悟った人間でもないが、人間には自殺をしてはいけない理由が間違いなくあると思っている。この地球が宇宙が創造したかけがいのない命であり、僕らをこの世に送り出すために、気の遠くなるような愛のバトンタッチと、生きる努力があったはずである。それをいかなる理由があっても裏切ってはいけない。

たとえ病気でも、お金が無くとも、希望が一瞬消えても、人間の想いと創造するエネルギーは決して消えない。無限の可能性は怒涛のごとく溢れてくるのが人間だ。

僕も人生に失望したときは何度もある。家庭の経済破綻。受験の失敗。失恋。病気。愛する人との永久の別れ。しかし僕はそのたびに青い空を見上げ、宇宙の空気を吸い込み、希望を創造してきた。

前世や天国を信じない人も信じる人も、神様を信じる人も信じない人も、個々人の自由だ。僕は前世を信じる人には、来生がやってきて、神様を信じる人には神様のご加護があると思っている人間だ。

つまり人間の想いが、この宇宙を創造してきたのではないかと思っている。死んだらおしまいだと思っている人の想念は、死後の無を形作る。誰かが強烈に故人の天国での魂の再生を願えば、彼は復活する。だから亡くなった方の告別式は大切なものであり、故人の魂の浄化を願うことは大切な営みなのだ。僕はそう思っている。

このブログで僕はこのメッセージを幾たびか発信してきた。『人は思った自分になる』。

だから人生に絶望してはいけない。

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