能力は平等じゃない
今日のブログが1200稿目の記事になる。知っている人は知っているが、このブログは我が塾の社長である僕の家内の検閲を度々受けてきた。
不適切な表現は即座に削除命令を下されるし、時にブログ記事全てが闇に葬られる時がある。早い話が、書いてはいけないことを書いてしまう僕が悪いのだが、僕も人間なのでついつい暴走してしまうことがあるのだ。
大人として良識ある見識を示したいと思うのだが、このブログがストレスのはけ口になっていることは歪めない事実ではある。
今日もそんな削除対象の記事になるかも知れないが、言いたいことを書かせて頂く。
世の親は、自分の子どもを良い高校、良き大学に入れようとするが、それは何のためだろうか。いい職につけるようにだろうか。お金に困らない暮らしをさせるためだろうか。それとも世間に対する見栄なのだろうか。
高校や大学のランク表なるものが世の中に出回っている。偏差値50と60の差は、そんなにギャーギャー言うほどのものだろうか。学年のトップと学年の20番では、人生に於いてどれだけの差が将来現れるのだろうか。本音を言うと、順位や偏差値などどうでもいいと思っている。
本人が頑張って、頑張って出した結果であるなら順位なんかどうだっていいのだ。
偏差値の低い学校をバカにする輩が多いが、そこに入るために一生懸命勉強している生徒だっているのだ。中学3年生で、ローマ字やアルファベットが書けない生徒が、中3の教科書を訳することがどれだけ大変なことなのかを、皆さんは知っているだろうか。
勉強ができない生徒をバカにしてはいけない。すごく勉強して平均が30点だったなら、それでいいじゃないだろうか。ろくに勉強もしないで、余裕をぶちかまして60点の生徒よりずっとましだ。能力は平等じゃない。
しかし頑張っている人には、必ず幸運が近づいてくる。そういう意味では人生は平等だ。人はいつでも這い上がれる。だから今を否定してはいけない。
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