僕のこの愛車が全てを物語っている
個人塾を営んでいると、資本力にモノを言わせ、宣伝やチラシを大量に仕掛けてくる大手の塾は正直脅威ではある。
ただ最近思うことは、チラシやTVコマーシャルの効果は本当にあるのだろうかと考えている。僕の塾には、個人塾だから通ってきているという生徒もいる。もちろん月謝が安いというのも個人塾の大きな魅力の一つであることは確かだろうと思う。
僕の塾は度派手なチラシもないし、立派なパンフレットもないが、塾生の口コミやご父兄の紹介で生き延びてきた塾である。
かと言って、生徒を紹介してくれたからといって、どっかの塾のように高額の図書券や現金をあげるわけではない。しいて言うなら、今までと同じように一生懸命指導してあげるだけである(・・笑い)。
きっと家庭での会話をそのまま塾に持ち込んでくるのだろうと思うが、塾生がこんなことを尋ねてくる。
「先生は農業をやっているし、昼は高校で教えているし、そして夜は塾をやっているから儲かっているよね」
残念ながらそう世の中は上手くいかないのである。受験生が卒業していなくなってしまう3月~6月は生徒数が半減する。時に、頂く月謝が全て教室の家賃や経費に全部消えていき、高校から頂く講師料をつぎ込んでも足りない時がある。
塾の前にとまっている僕の22年ものの軽トラックが、いぶし銀のごとく錆びついて(笑い)輝いている。僕のこの愛車が全てを物語っている。
そういう訳で、あと2週間で中総体の地区予選が終わる。塾生の皆様、よろしくお願い致しますね。(* ̄ー ̄*)
かねごんの受験応援ソング『エール』
かねごんの異色ブルース『かぶとむし』
【動画プロデュースby とよ爺先生】
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