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2010年6月

2010年6月30日 (水)

ちょっとお疲れです

いよいよ7月に突入だ。今年は今までになく月日が速く過ぎていく。

息子が社会人になり、我が家では朝が早くなった。僕は夜1時に寝て、朝6時に目覚める毎日だが、逆に4月以降体重が増えた。早起きをする分、食事をしっかり食べるので、カロリーオーバーになったのだろうと思う。それが痛風の発作の原因にもなって、痛み止めを飲む日々が続いている。

もうひとつはストレスだ。僕なりに悩みはいろいろ尽きない。酒でも飲めればいいのだが、その酒を禁じられている体なもので、ついつい甘いモノを食べてしまう。ゆえに体重が加速していく。困ったものである。

夏は暑くて嫌いだし、春は花粉症で嫌いだ。冬は寒くて嫌いだ。ず~と1年中秋であればいいと思う。そんなわがままな性格ゆえに、いろんな持病を抱えてしまったのかも知れない。

最近一番大変なのは痛風の発作であるが、次に大変なのは老眼の加速である。本が読めなくなってきた。もともと視力がいいので、老眼がひどくなったのだが、無理に焦点を合わせようとすると頭痛がする。そして肩凝りが激しくなる。

年を取ることは雑念が少なくなってきていいことだけれど、体の無理が効かなくなってくる。それが寂しい。おかげ様で頭の老化は何とか防いでいる感があるが、肉体の老化はなんとも仕方がない。

我が家の周りでは、蛙の合唱が猛烈だ。ワールドカップの応援もブーブーとうるさいが、それに匹敵するうるささかも知れない。

若い頃あまりのうるささに、夜中外に出てカエルたちに「まったくうるせ~んだよ」と怒鳴ったことがある。一瞬辺りが静まり返ったが、15秒後以前にもましてうるさくなった。それ以降あきらめたかねごんである。

先週から庭先を蛍が飛び交っている。蛍の光を見ると夏がきたな~と実感する。早く秋が来ないかな~・・・・・。

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かねごんのデビュー作   『僕の夢』

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2010年6月29日 (火)

異界の物の怪達

小さい頃から山に抱かれた土地に住み、山の気を浴びて育ってきたせいだろうか、深閑とした森や林に佇んでいると、風のささやきや川のせせらぎに紛れて、何か漂白する物の怪の気配みたいなものを感じる時がある。

1000年以上の樹齢を数える杉や松の大木を前にすると、僕は思わず手を合わせたくなる。若い頃はそんな感性を持ち得なかったが、年を取るにしたがい、世の中には目に見えない、人間の知覚では捉えられない異界の世界があるのではないかと考えるようになってきた。

おりしも遠野物語が誕生して今年は100年を迎える。岩手は座敷わらしをはじめ、カッパや山の神々の伝説や伝承が至る所に満ちみちている。

今も村々の至る所には、馬頭観音や山の神の石塔が立ち、いにしえびとの祈りの場が点在する。

Chrysanthemum

子育て観音や山の神の石塔に、僕は過ぎ去りし人々の慈愛と祈りに想いをはせる。時代を超えて、僕らは異界と繋がっているのかも知れない。

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聖職と言われた職業

昨日地元紙の新聞に、町内の小学校教諭の不祥事が報道された。僕がかつてギターを抱えて3回ほど歌を歌わせてもらった小学校だけに残念である。

教育者による性的犯罪は残念ながら後を絶たない。「教師も人間だからな~」などと言う世間の評価に甘んじては決していけない憂慮する事態だ。

道徳的理念以前の問題である。今回の先生は小学6年生の担任だったが、児童に与えた影響を考えると、心が痛い。

この不況の中、狭き門を潜り抜け、教員採用試験に受かった若者たち。「先生」と呼ばれる日常の中で、何か大切なモノを失ってはいないだろうか。

聖職と言われたかつての職業、尊敬される教師像が今希薄になっている。

保護者の皆さんや、生徒達は、きっと一番愚痴を塾教師に言いやすいのだろう。学校の先生の失態や不満をぶちまけてくる。僕は全てを言葉通りに受け取るわけではないが、近年その頻度が増している。

子どもたちの尊厳と、未来のために、先生と呼ばれる人間は、もう一度心の浄化に専念すべきである。

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2010年6月28日 (月)

大切なお知らせ

《7月の塾のお休み》

7月3日(土曜日)は宮古市で県民の卓球大会があります。一関市(旧花泉町)の代表として出場してきますので、中、高生のゼミはお休みします。風と虹の教室は通常通りです。

7月17日(土曜日)は、中総体県大会が花巻で行われます。コーチとして随行しますので、教室をお休みします。翌日の日曜日を振替授業とします。朝9時より~夜9時までとなりますのでよろしくお願い致します。

《面談のお知らせ》

7月5日より7月20日まで保護者面談を実施いたします。平日午後2時より4時までの時間を予定しております。ご希望の保護者の方は、メール及び電話にてご連絡下さい。昼時間のみしか時間が取れない方もいるかと存じます。できるだけ都合をつけますので、ご遠慮なく申し出下さい。よろしくお願い致します。学年は全学年で実施します。

《その他のお知らせ》

大験セミナーでは現在通常ゼミ及び夏期講習の募集を行っています。通常ゼミは中学3年生が10名の席が空いております。中1、中2はそれぞれ5名の席があります。また曜日では木曜日のみが定員になっておりますが、その他の曜日は全て空きがあります。特に毎日夕方6時半までの指導は完全個別指導の状況になっています。ぜひご利用下さい。

尚、通常の指導料金に関しましては、このブログのプロフィールにて公開しております。

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2010年6月27日 (日)

プリン体抜きのビールが五臓六腑にしみわたりました

今日は県大会を前に、練習試合を兼ねた卓球大会がありました。7試合7時間を戦い抜きました。中学生も大変だったでしょうが、7時間ベンチコーチをした僕も大変でした。

一関は連日30度を超える暑さ。暗幕で覆われた体育館はいったい何度まで上がっていたでしょうか。蒸し風呂状態でした。家に帰ってきて飲んだプリン体抜きのビールが五臓六腑にしみわたりました。

昨日は疲労とストレスからか痛風の発作を引き起こし、急遽かかりつけの病院に行き、痛み止めの注射を打ってもらいました。その注射の痛かったこと。涙が出るくらいでした。

月末は期末テストがあります。生徒達は一生懸命です。僕も頑張ります。

ここまでブログを打ち込んできて、ドイツとイングランドの試合が始まりました。今夜はこの辺で・・・。

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2010年6月26日 (土)

キーワードは継続

僕のブログを読まれている方はご存知かと思うが、僕の家は江戸時代以降続いてきた百姓である。僕が17代目である。

一関で塾を20年間営んできたが、現在も米作りをやっている。途絶えることなく300年以上も同じ土地で綿々と大地を耕し続けてきたご先祖の生き方に、手前みそだが感動を覚える。

明治維新後、学制が実施された時には、僕の当時の家が旧制小学校の仮教室として使われた。そして今は家内が、シュタイナー教育をベースにした風と虹の教室という幼児教育を自宅でやっている。

東京で22歳で塾教師を始めた僕だったが、まさか28年間も塾教師を続けるとは夢にも思わなかった。幾多の困難をよくぞ乗り越えてきたと思っている。

20周年を迎えた我が塾だが、卒塾生は未だに700名に満たない。敷地面積10坪にも満たない小さな塾なので、毎年卒業していく生徒数も30人そこそこである。ちなみに塾の一期生は来年40歳になる。

吹けば飛ぶような小さな塾だけれども、ここまで続けてこれたことに感謝である。塾の開校と同時に買った中古の軽トラックにまたがり、今日も僕は無事家路に着いた。続いてきたと言えば、どうでもいいことだけれども結婚生活も来年で25年になる。俗に言う銀婚式というやつである。継続は力なりと言うが、よくもまあ続いてきたものである(・・・笑い)

続いているものがまだあった、音楽と卓球である。卓球のラケットを初めて手にしたのは小学3年生の時である。途中10年ほどのブランクがあったが、足掛け40年近くやってきた。来週の土曜日7月3日は、宮古で県民卓球大会に出場する。11年連続の出場となる。

3年前などは、痛風の発作で足が動かせないにもかかわらず、メンツがいないということで無理やり試合に臨んだこともあった。ハッキリ言って病気である。そういう訳で7月3日は休塾になりますが、僕の病気に免じてお許し願いたい。

何事も続けることは、多くの出会いが生まれる。仕事や卓球や音楽、そしてこのブログを通じて出会えた多くの皆さんが僕のかけがえの無い友人であり師匠である。

今日1通のメールを頂いた。まだ名前は明かせないが、ブログが縁で知り合いになった某先生が遠路はるばる来週僕に会いに来てくださる。これもまた継続が生んだかけがいのない出会いである。

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2010年6月25日 (金)

寝不足が続く

ワールドカップが始まって、寝不足の方々も多いだろうと思う。侍ジャパンの活躍が続く限り、日本国民の寝不足は続きそうだ。

サッカーは団体勝負だけに、実に面白い。個人技だけで勝てる時代は終った。今回は下馬評の高いチームが大苦戦を強いられた。無敵艦隊のスペイン、ドイツ、イングランドのヨーロッパ勢は苦戦続きだ。前回優勝のイタリアに至っては予選敗退である。

そんなヨーロッパ勢の中において、いぶし銀の輝きを放ったのはポルトガルだ。FWのシモン、MFのティアゴ、同じくラウールメイレレス、安定したプレーを演じている。ブラジルの制覇を一番阻止する存在のような気がする。

そして僕らがジャパン。本田が爆発している。僕の勝手な感想なのだが、中田と中村俊輔を足して2で割ったような選手だ。予想だにしない活躍に、熱狂の嵐が吹き荒れている。

暗い日本経済に、侍ジャパンの躍進は本当に活力を与えてくれる。このままいっきに決勝まで進んでもらいたい。

ところで、日産のゴン社長の年収が発表になったが、8億9千万円。日産社員200名分の年間の給料額に相当する。イタリアの敗退にも驚いたが、この金額にもさらに驚きを感じた僕であった。

7400万の月給でどんな感覚だろうか。スポーツに経済に、驚きの日々である。

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2010年6月24日 (木)

地球の詩

講師に行っている高校がクラスマッチだったので、今日は午前中の授業がなかった。ゆえに自宅で行われていた風と虹の教室の親子さん方と、一緒に昼ご飯を食べた。

半年前まで小さな赤ちゃんで、僕がだっこしていた子が、僕の隣で椅子に座ってご飯を食べている。半年という年月が、人間を劇的に成長させる。ただただ驚くばかりである。

半年前存在しなかった命が存在し、半年前に存在していた命が地球上から姿を消して行く。

悲しみや喜びや感動や諦観を、全て包含して地球はダイナミックに流転して行く。

空を眺めれば、6月の陽の光が眩しい。ちっちゃな天使たちの微笑に、僕は久しぶりに心が癒された。

塾に行った僕は、夏期講習のチラシを作成し、いつものデミダスの缶コーヒーを飲み、教室でアートペッパーのサックスを聴いていた。いつもの日常が僕に戻ってきた。

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2010夏期講習会

 大験セミナーでは2010年度、自立学習型個別指導の夏期講習会を下記の要項で開催いたします。勉強は決して他人との競争ではありません。自分の能力をどこまで伸ばせるのか、自分という人間をどこまで信じられるか、そこに大きな学習の意味があると思います。

昨年の暮に、塾の受験生に向けて『エール』という曲を書きました。受験勉強に対する僕の想いを歌にしました。受験生の皆さん頑張りましょう!

動画 プロヂュースbyとよ爺先生

  

              【要項】                                               

日時 

夏休みの期間の土日とお盆休みを除く全ての日程より、10日間を選択してください。

*中3生の午前コースは7月29日より始まります。

*お盆休みは8月13日より8月17日までです。

時間

午前コース9時~12時 午後コース1時~4時

費用

3h10日間コース25000円 

 6h10日間コース45000円

対象

中学1年生~3年生 全教科指導

*7月中旬までにお申し込み下さい。定員は10名です

お申し込   大験セミナー 一関市磐井町7-4-16(一関一高すぐ前)

電話 0191(23)0824                                        daiken@flute.ocn.ne.jp

通常ゼミの詳細は、このブログのプロフィールをクリックするとごらんいただけます。

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2010年6月22日 (火)

能力は平等じゃない

今日のブログが1200稿目の記事になる。知っている人は知っているが、このブログは我が塾の社長である僕の家内の検閲を度々受けてきた。

不適切な表現は即座に削除命令を下されるし、時にブログ記事全てが闇に葬られる時がある。早い話が、書いてはいけないことを書いてしまう僕が悪いのだが、僕も人間なのでついつい暴走してしまうことがあるのだ。

大人として良識ある見識を示したいと思うのだが、このブログがストレスのはけ口になっていることは歪めない事実ではある。

今日もそんな削除対象の記事になるかも知れないが、言いたいことを書かせて頂く。

世の親は、自分の子どもを良い高校、良き大学に入れようとするが、それは何のためだろうか。いい職につけるようにだろうか。お金に困らない暮らしをさせるためだろうか。それとも世間に対する見栄なのだろうか。

高校や大学のランク表なるものが世の中に出回っている。偏差値50と60の差は、そんなにギャーギャー言うほどのものだろうか。学年のトップと学年の20番では、人生に於いてどれだけの差が将来現れるのだろうか。本音を言うと、順位や偏差値などどうでもいいと思っている。

本人が頑張って、頑張って出した結果であるなら順位なんかどうだっていいのだ。

偏差値の低い学校をバカにする輩が多いが、そこに入るために一生懸命勉強している生徒だっているのだ。中学3年生で、ローマ字やアルファベットが書けない生徒が、中3の教科書を訳することがどれだけ大変なことなのかを、皆さんは知っているだろうか。

勉強ができない生徒をバカにしてはいけない。すごく勉強して平均が30点だったなら、それでいいじゃないだろうか。ろくに勉強もしないで、余裕をぶちかまして60点の生徒よりずっとましだ。能力は平等じゃない。

しかし頑張っている人には、必ず幸運が近づいてくる。そういう意味では人生は平等だ。人はいつでも這い上がれる。だから今を否定してはいけない。

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追悼

昨年の一月に、僕のかねごん座敷ライブでお世話になった、一関の喫茶店青空さんの代表である東海林さんが昨日亡くなられた。60歳であった。

昨年のクリスマス前に、学び舎の小林先生の著作である陸奥話記の現代語訳をお持したときに、来年も是非、かねごんさんにライブをお願いしたいと言って頂いた。しかしその直後体調を崩され入院された。病魔との戦いが続いていたが、帰らぬ人となってしまった。

陶芸と芸術をこよなく愛する知的で気さくな方だった。マクロビオティックな料理を研究し、様々な工夫を凝らした食事を提供してくれた。東海林さんが煎れてくれるたんぽぽ珈琲は絶品だった。

あのお店でもう2度と東海林さんの珈琲を飲むこが出来ないのかと思うと、寂寥の思いである。

僕がある日食事をしに行くと、「お客さんがね、かねごんさんのブログを賞賛していましたよ。でもね、ブログもいいけど歌ももっと素敵よと言っておきましたよ」東海林さんがそんな事を言ってくれた。

僕のブログを読んでいてくれた東海林さんは、残念ながらとよ爺先生が作ってくれた『かぶとむし』や『僕の夢』を聞くことは出来なかった。店が再開したならば、僕は東海林さんのために歌うつもりだった。

今日もいつものように日常が始まって行く。それが悲しい。

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2010年6月21日 (月)

ほろ苦い一日

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中総体が終った。これを最後に引退する3年生も多い。

我が長男も公式戦最後の個人戦に臨んだ。結果は1回戦敗退だった。人前で泣き崩れる息子の姿を僕は初めて目にした。3年間の様々な想いがよぎったのだろうと思う。

弱小ながらキャプテンとしてチームを引っ張てきたプライドもあったのだろうと思う。

僕も中学時代の最後の公式戦で敗れた日のことを思い出していた。そう言えば僕もタオルを頭に被り、ベンチで泣いていた。35年も前の自分の姿が、息子とだぶった。

父親として、なんだかほろ苦い一日だった。夜の県大会出場祝賀会では晴れやかな顔をしていた倅であったが、やり残したことは多々あったのだろう。

来月の県大会の団体は、3年生2名の最後の花道となる。頑張って欲しい。

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2010年6月19日 (土)

念願の県大会出場!

中総体県大会の切符を我が卓球部が手に入れた。

多くの皆様にたくさんの応援を頂いた。本当に感動的な代表決定戦だった。久しぶりにじ~んときた。これで3年生もあと一ヶ月近く部活が出来る。

明日は個人戦であるが、自分の想いを、家族への感謝をプレーで見せて欲しいと思う。

明日は祝賀会だ!飲むぞ!

悔し涙と、感動の涙が会場に滴り落ちた一日でした。

僕も感動と、ベンチコーチで今夜はダウンです。短いブログですが・・・おやすみなさい。

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2010年6月18日 (金)

髪があったかねごん

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卒塾生が塾に持ってきてくれたかねごんレモネード。レアーなものらしい。感謝である。

僕のニックネームかねごんは、もちろんウルトマンシリーズで誕生したかねごんに由来する。苗字が金田なのでかねごんである。それとここだけの話しだが、僕は顔がデカイ。そのせいもあるのだろう・・・。

ところで金田をどう読むかで、子どもたちが迷うことが多々ある。かつてはカネダかカネタかで論議を呼んだが、今はカナダまで参入してきて、どうにもややこしくなってきた。

塾生が僕の似顔絵を描くといつもハゲオヤジを描くのだが、髪があった頃の塾生の似顔絵も存在する。これだ。

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2010年6月17日 (木)

想いが運命を形作る

先行き不安の世相を反映して、最近は手相占いや星座占いのたぐいが巷で流行っている。僕も嫌いではないが、かと言って自分の運命みたいなものをカードや手相ごときに全て委ねるのはどうだろうか。

基本的に人間には、決められた運命などというものはないと思っている。このブログでも何度か言ってきたように、想いがその人の運命を形作っていくと信じている。

どんな逆境でも環境でも、人は100パーセント脱出できる。

モノゴコロがついたら、自分の境遇や失敗を他人のせいにしない生き方を子どもに教えるべきである。また自分の失敗に対して、「ついてないよな~」という口癖を身につけさせてもいけない。

人は生きたいように生きる存在だという意識を、小さい頃に子どもにインプットさせるべきである。「あんたねそんな夢を言ったって現実は厳しいのよ」などと親は決して言ってはいけない。最初から子供の夢を摘み取るだけで、何の益もない。

中学生ぐらいになっても、小さい頃の夢を保てるということは、その子にそれが出来る才能がある証だ思う。「なりたい自分になっていいのよ。だから頑張りなさい」 そんな言葉を自然にかけられれば、子どもは間違いなく夢を現実として追いかけられる。夢を実現できる人間になっていく。

言葉が運命をいざない、想いが運命を形作る。僕はそう信じている。

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中総体が近づいた

中総体が2日後に迫った。僕は母校の中学校で、卓球部のサブコーチをしているのだが、もう一人のコーチのFくんが中学校時代の同級生である。

同級生同志なものだから、指導中よく中学校時代の話題で盛り上がる。中学校の卓球部に所属し、お互いいい意味でのライバルでもあった。

Fくんのお父さんは、彼が小学校の時に交通事故で亡くなった。同じ頃僕の父も交通事故にあい長期入院を余儀なくされた。僕の家は父が不在の間、生活保護を得て何とか急場をしのいだのだけれど、Fくんの家はもっと大変だったろうと思う。

そんな中で僕らは、部活に情熱を燃やすことで青春のもやもや感を吹き飛ばそうとしていたのかも知れない。

僕の家も彼の家も自動車などなかったので、練習に出かけるのも、試合に出かけるのも、いつも自転車だった。いったいどれだけの距離を走り続けただろうか。Fくんと僕が所属していた卓球部は、創部以来初の県ベスト3に入り、東北大会に進んだ。お互いに勝つことの喜びも負けることの辛さも十分味わった仲間である。

中学時代やんちゃな我々二人が、まさかこの年になって一緒にコーチに就任するとは夢にも思わなかった。彼にも僕にも、もう社会人になった娘や息子がそれぞれいる。子育てやら仕事やら、お互いに口には出さないが、それぞれの苦労を察知出来る仲間である。

今度の大会では、子供たちをなんとか県大会に導きたい。昨年は部員が4名まで減り、廃部の危機に瀕したが、今年は20名以上の大所帯になった。県大会出場にとどまらず、その上を目指せるチームになって欲しいと思う。

今度の日曜日はFくんとコーチ同志、美酒に酔いしれたいかねごんである。

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2010年6月16日 (水)

ジョージア

今夜はしんみりとこんな曲を聴きたい。

いろんなことがあった1週間だった。季節は梅雨の季節を迎えた。家族とはなんだろうとか、優しさとはなんだろうとか、考えていた。

人生はいつも学びの連続である。学びだけれど時にしんどいことがあるのも確かである。零細企業にあらず、零細塾のオヤジをやっていると日常が壁だらけで、毎日絶壁を登るのが楽ではない。

幾つになっても逃げることだけはしたくない。誤魔化すこともしたくない。野球で言えばストレート勝負だ。それで敗北なら仕方がない。

僕は器用な人間ではないので、嘘が言えない。女房にもすぐバレてしまう(・・笑い)。

ところで、ジョージアという歌は、ジョージアという最初のフレーズの歌声で、人間性が出る歌だ。いや、人生が現れると言っても過言ではない。

ジョージア・・・、僕が歌ったら何が出てくるだろうか・・・。

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2010年6月15日 (火)

低学力からの脱却

低学力から子供たちを脱却させるためには、勉強の出来ない生徒の心に、学力の豊かさのイメージを育ててあげなければいけない。悲惨なイメージや貧困のイメージを彼ら彼女らから払拭してやらなければならない。

「勉強が出来ないとろくな人間にならないぞ」などとは決して言ってはいけない。そのようなイメージを持たせる情報もいけない。

子供たちの心に、常に希望を与え続けることが大切だ。彼らを勉強が出来ないという感情から救い出し、学ぶことの楽しみを提供しなければならない。

必ず勉強が出来るようになるという希望を与えれば、彼らは自力で低学力から抜け出していく。そのためには何が必要か。それは競争心の渦巻く負のスパイラルから出してあげることだ。点数が上がっても順位が上がらないというような相対的な評価はしないことだ。

学力が低い子供は、頭が悪いのではない。想像力が乏しいだけだ。自分の理想が見えていないのである。自分の夢や希望が具体化すれば、必ず学習意欲がわく。

テレビやゲーム浸りではいけない。家族間での会話や読書体験がこそが、学力を向上させる一歩だと僕は考えている。

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メメント・モリ

僕が大変お世話になっている隣家のお母さんが急に亡くなられた。まだ50代であった。長男も次男もまだ独身である。父と息子3人のこれからの暮らしが余儀無くされる。

明後日の告別式は僕が進行役を努めさせて頂くが、なんとも心が重く切ない。命あるものはいずれこの地球上から去っていく。その当たり前の事実に、人はいつも逆らいがたい無常を覚える。

死に化粧を施されていくその亡骸をまえにして、泣き伏す家族や親戚の姿に、僕はいつもいたたまれない無常を感じてしまう。今まで幾度の告別に涙を流しただろうか。

人はそれぞれの運命を背負って生まれてくる。運命に逆らい、逆境を超えて行くエネルギーを培うものは何だろうか。僕は幾度となく繰り返される慟哭の中で、人生というものの不条理に思いを馳せる。

メメント・モリ(死を思え)という言葉がある。この世に生を受け、肉体と心と魂の融合を経て、また人間はあちらの世界へ帰っていく。どちらが実世界でどちらが虚構の世界なのか、どちらが表舞台でどちらが楽屋やのか、残念ながら僕には分からない。

僕は毎日、僕を先生と呼ぶ生徒達と日常を歩んでいる。その歩みが終わる日が、突然やって来るかも知れない。目の前に舞台がある限り、僕らは自分を表現し続けなければならない。それが人生だろう。

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かねごんのデビュー作   『僕の夢』

かねごんの受験応援ソング  『エール』  

かねごんの異色ブルース『かぶとむし』

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2010年6月13日 (日)

日本には官僚という貴族階級が存在する

毎月13000円の子ども手当も公立高校の無償化も、実質国の借金で賄われている。国の税収入は37兆円程なのに、その額を遥かに超える金額が国債で埋め合わせられている。

わかりやすく言えば、年収が370万円の家庭が毎年400万円の借金を銀行からしているようなもので、通常ならば家計はとっくに破綻している。

選挙のたびに国民に媚を売るマニュフェストが作られ、その結果国そのものが困窮して行く。高額所得者には13000円の子ども手当も、高校の無償化も要らないのだ。そのお金を本当に苦しんでいる人達の自立のために使わなければならない。

今回辞任した鳩山首相がずいぶんとメディアに叩かれているが、僕は彼は彼なりに頑張ったのだと思っている。あれだけのボンボンでありながら、最後は小沢を道連れにする実行力は評価に値するのではないだろうか。あえて言うならば、彼の才能なり才覚は別のところで発揮されるべきものだったのかも知れない。

一番改革しなければならないのは、上級公務員などの官僚の体制を変えることにある。日本社会のシステムの頂点にあぐらをかいている官僚達を何とかしなければ、日本という国は沈んで行く。

ハンコ一つであまりにも多くの重要事項が決定されてしまっている。日本の国家予算を湯水のごとく使いまくる官僚達に、ブレーキをかけなければ大変な事になる。彼ら彼女等には、貧困に喘ぐ国民の姿が、全く見えていない。

まるで中世の貴族ではないか。誰も口にしないが、日本社会にはインドのカースト制度にも劣らない差別社会が歴然として存在している。

ペーパーテストでつかんだ栄冠は一生涯続いていく。学歴社会ならまだしも脱却できる可能性があるが、官僚社会は強固な城壁である。

官僚社会主義国家にクーデターを起こさない限り、日本の未来に平等社会は訪れない。そうじゃないだろうか。

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2010年6月12日 (土)

『僕の夢』

僕のブログの師匠であり、きっとソウルメイトであるだろう、いやソウルメイトに違いないとよ爺先生が、またまた僕の歌を動画にして頂いた。

とよ爺先生は先日まで徹夜作業で、先生が代表をしている塾の夏期講習用のPVを作成しておられた。激務が続いたにもかかわらず、休む暇もなく僕の歌の動画のために貴重な時間を割いて作って頂いた。

前回の『かぶとむし』の動画の素晴らしさもさることながら、今回の『僕の夢』の動画もさらなる完成度を増し、自分の曲がとよ爺先生の手腕によって、とよ爺先生独自の世界観を構築している。ただただ先生の力量に感動するだけである。

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僕が今の仕事を引退する時

音楽が好きで、若い頃は寝食も勉強も忘れて音楽をシャワーのように浴びていた。楽曲の素晴らしさは人それぞれに感じるものがあるだろうけれど、歌は詩が一番の命じゃないかと思っている。

リズム&ブルースやロカビリーを経てビートルズが誕生して以来、音楽はテクノポップやヘビーメタル、フィージョンそしてブラックミュージックのヒップホップ等、コードラインやリズムセクションは全て出尽くした感がある。それぞれの音楽の融合が新たな形を生み出して行くだろうけれど、斬新な音楽革命は当分はないだろうと思う。

しかし詩の世界は違う。その人間の生きてきた背景をバックに、言葉は新しい世界をどんどん構築して行く。僕らの世代の作り手に秋元康という人間がいる。20代に入っておにゃん子クラブの♪セーラ服を脱がさないで~などという歌詞をしたためたかと思うと、美空ひばりの♪川に流れのように~を発表する天才詩人である。現在は50を過ぎてAKBの楽曲を全て手がけている。

まさに彼の詩の世界は留まるところを知らない。若者の感性や人生を諦観する熟年の心までも、彼の詩は高速回転の輪転機のごとく言葉を放射して行く。

秋元だけではなく、歌謡界には素晴らしい詩人がたくさんいる。

若者のロックを聴くことが時々あるのだが、残念ながら詩が伝わってこない。いくら演奏がうまくともルックスが良くとも、詩が溢れてこなければ長続きはしない。

ここ20年、独立をして塾を立ち上げて以来、貧乏暇なしを絵に書いたような生活なものだから、コンサートに出かけることがほとんどなくなったが、こんな詩が書けたらいいな~と思う若手のアーチストは何人かいて、ユーチューブなどで聴いている。

個人的な嗜好で言わせてもらうと、スピッツやゆず、アンジェラ・アキの詩は僕は大好きだ。メロディーが無くとも、詩自体が琴線に響いてくる。

10代から20代の頃の僕は、共感する詩に思わず耳を傾けたが、現在は気づきを与えてくれる詩にドキッとする。秋元康を超えるような詩人たちがどれほど今後輩出してくるのか分からないが、きっと新しい時代の感性を身にまとい、老人になって行く僕がキャッチ出来ない世界を創造して行くのだろうと思う。

若者に支持される楽曲の歌詞に、感動を覚えなくなった時が、僕が今の仕事を引退する時期だと考えている。

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2010年6月11日 (金)

癒しのパワー

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この写真は、かねごん爺が孫と戯れている写真ではない。昨日は、僕の自宅で行われている『風と虹教室』の親子コース・スペシャルディーであった。ゲストに伊庄整体ヒーリング治療院の伊藤さんご夫妻に来て頂き、伊藤真美先生にヒーリングセミナーを指導して頂いた。

親子さん総勢18名の大盛況となり、僕の自宅は癒しパワーと、元気な子どもたちの声が響きわたり、賑やかでそして感動の一日であった。遠くは花巻から参加して頂いたお母さんがおり、本当に感謝感激である。

またしゅうちゃん先生にいたっては多忙な中、ちびっこたちの子守までして頂き本当にありがとうございました。またたくさんのくだものや手作りのお菓子などを皆様から差し入れして頂き、心より感謝申し上げます。

ところで、山里の我が家に朝から10台ほどの車が集まったものだから、隣近所より「何かあったんですか」とのご心配の電話まで頂いた。実は僕の地域で、これだけの車が個人宅に集まるのは結婚式か葬式ぐらいなものなので、僕か僕の母が倒れたのではないかと心配して電話をくださったのだと思う。ありがたい事である。

癒しセミナーが終り全員で昼食を食べた後、当初予定はしていなかったが、ずうずうしくもかねごんライブをやらせて頂いた。

『かぶとむし』『僕の夢』そして新曲のテーマでである小林先生の著書、陸奥話記の現代語訳の紹介をし、この曲『興亡の河』は前九年の役、後三年の役で散っていった戦人の鎮魂歌ですとしゃべり始めた瞬間、2フレットにボルトで締めていたカポタストが突然吹っ飛ぶアクシデントが起こった。

またである。この曲を書いている時に突然花の香りが漂ってきたし、今回の初お披露目でカポタストが飛んだ。スピリチャルの大家であるしゅうちゃん先生と僕は思わず顔を見合わせてしまった。

僕もお笑いの曲や、身勝手なラブソングをずいぶん作ってきたが、こんな事は初めてである。不思議な体験であった。暖かいエネルギーを感じたので、きっと癒しのパワーと子どもたちのエネルギーが強烈なスパイラルを起こしたのに違いない。

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2010年6月10日 (木)

世の中の主流はやはりPCなのだろうと思う

昨日市内の同業者の先生よりメールを頂いた。グーグル検索等に於いて、自分の塾の名前が出るようにするにはどうするんですかという問い合わせだった。

僕の塾は、例えば一関,塾と入力すると学習塾検索サイトの上位に出てくる。きっとその理由を知りたかったのだろうと思う。

何のことはない、検索の上位に来ている学習塾検索サイトに登録するだけなのだが、その掲載順位は時の運のようだ。アルファベット順であったり、地域の地図の南北の順番だったり、登録順だったりするわけだが、間違いなく言えることはHPでブログをやっている塾の方が、単に電話番号や地図が載っているよりは、目立と言うことである。

口コミによるお店の紹介サイトにも、学習塾のコナーがあるわけだが、実はこれがクセモノである。かつてとよ爺先生も記事で書いておられたが、大手塾の専任講師や雇われ塾長さんが、ノルマをかせられて、他所の塾の悪口を投書したり、自分の塾の口コミ欄に父兄を装い書きまくり、口コミポイントを上げ、上位に持ってこようと必死なところもあると聞く。

PCウェブに詳しい方ならご存知だと思うが、口コミ欄やユーチューブに投書する際、パスワードとメールアドレスが必要である。その事によって投書者のパソコンのID番号が認識される。誹謗中傷を避けるための機能なのだが、これも巷に反乱するインターネットカフェを利用して送りつける輩が多く、多くの問題を生み出している。

まだ岩手県のような地域は、そのような誹謗中傷を書き込む同業者の悪質な行為はないようだが、都会は大変なようだ。2ちゃんねる的な輩が多いのだろうと思う。

僕の塾の入会手続きの書類には、『どのようにしてこの塾を知りましたか』という書き込みの欄があるのだが、チラシを出さない僕の塾は、今年度に限って言えば90%が、学習塾紹介サイトから僕のブログに入ってきて、僕の塾の存在を知ったらしい。

と言うことは、世の中の主流はやはりPCなのだろうと思う。僕のように毎日言いたいことを書きなぐっているブログを読んで頂いて、しかも入塾までして頂くとは感謝でいっぱいである。

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懐かしい風景

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この写真は宮城県で民宿を営んでいる方のお家なのだが、僕が生まれた家とそっくりなので写真に撮らせてもらった。

夏は涼しくていいのだけれど、冬はたまったものじゃない。僕が小学校に入る頃までは、暖房と言えば囲炉裏ごたつだけだった。パチパチと燃える火を見つめながら、かねごん少年は何を考えていたのだったろうか。

茅葺き屋根の建物も、さすが岩手と言えどもだいぶ珍しくなってきた。まだ僕の隣の家では、茅葺きの納屋が残っていて風情があるが、維持が大変になってきている。茅葺き職人がいなくなったし、費用もかさむようだ。

僕の少年時代はこんな家で過ごしたものだから、自分が座敷わらし状態で座敷に大の字になり、見果てぬ夢を妄想していたような気がする。

父は車を持っていなかったものだから、家族で遠出をすることもなかった。夏はうちわを片手に、学校の図書館から借りてきた世界少年文学全集などを読んでいた。かぶとむしを捕まえてきては、ケンカをさせて遊んでいた。

なんだか遠い昔の日々なのに、こんな写真を見ていると、つい最近のような気がしてくる。人生は長いようで一瞬だ。

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2010年6月 9日 (水)

100歳の卓球プレーヤー

僕は昨年、岩手県県民卓球大会に選手として出させてもらったが、40代最後ということで1勝も出来なければラケットを置くと、引退表明をした。ところが20代選手を相手に1勝してしまい、今度は50代選手として出場することになってしまった。来月7月3日宮古市で大会が開催される。

しかし上の映像を見て僕はぶったまげてしまった。100歳!僕の2倍の年齢で、世界選手権の最高齢のシニア部門に出ているではないか。う~負けてはいられない。

塾もそうだが、卓球もこうなったらやれるところまでやるか!今は息子相手に頑張っているが、孫とラリーが出来るまで、頑張ってみるか。・・・ところで何年先の話だろうか・・

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ほとんどがフランシスコ・ザビエル

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僕の塾に来ている小学3年生の女の子が描いてくれた僕の似顔絵である。

江戸時代の殿様を描いているのかと思ったら、僕の顔だった。塾生がちょくちょく似顔絵を描いてくれるのだが、ほとんどがフランシスコ・ザビエルになってしまう。

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この殿様のパターンは珍しい。僕のとぼけた感じがよくにじみ出ている。さすが『風と虹の教室』で鍛え上げられた筆さばきである。

それにしても僕のヒゲと禿頭は完全に僕のトレードマークになってしまった。どうでもいいことだけれど、僕の次男はフランシスコ・ザビエルと誕生日が同じである。

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再掲載になるが、これは僕の女房がライブのチラシに描いてくれたかねごんである。髪がない!もう少しはある。いや、あるかもしれない。

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2010年6月 7日 (月)

僕のこの愛車が全てを物語っている

個人塾を営んでいると、資本力にモノを言わせ、宣伝やチラシを大量に仕掛けてくる大手の塾は正直脅威ではある。

ただ最近思うことは、チラシやTVコマーシャルの効果は本当にあるのだろうかと考えている。僕の塾には、個人塾だから通ってきているという生徒もいる。もちろん月謝が安いというのも個人塾の大きな魅力の一つであることは確かだろうと思う。

僕の塾は度派手なチラシもないし、立派なパンフレットもないが、塾生の口コミやご父兄の紹介で生き延びてきた塾である。

かと言って、生徒を紹介してくれたからといって、どっかの塾のように高額の図書券や現金をあげるわけではない。しいて言うなら、今までと同じように一生懸命指導してあげるだけである(・・笑い)。

きっと家庭での会話をそのまま塾に持ち込んでくるのだろうと思うが、塾生がこんなことを尋ねてくる。

「先生は農業をやっているし、昼は高校で教えているし、そして夜は塾をやっているから儲かっているよね」

残念ながらそう世の中は上手くいかないのである。受験生が卒業していなくなってしまう3月~6月は生徒数が半減する。時に、頂く月謝が全て教室の家賃や経費に全部消えていき、高校から頂く講師料をつぎ込んでも足りない時がある。

塾の前にとまっている僕の22年ものの軽トラックが、いぶし銀のごとく錆びついて(笑い)輝いている。僕のこの愛車が全てを物語っている。

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そういう訳で、あと2週間で中総体の地区予選が終わる。塾生の皆様、よろしくお願い致しますね。(* ̄ー ̄*)

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美しい夕暮れなのに僕の気持ちは・・・

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昨日の夕暮れはきれいだった。午前中部活の指導を終えた僕は、一人暮らしをしている叔母の家を訪れた。

伴侶を亡くし、10年前に38歳になる長男を失った。今年の季節外れの大雪に転倒し背骨にひびが入り、市内の総合病院に連れていったのだが、入院はさせられないのだと言う。家庭の事情を話したのだがなんともならなかった。

点数にならない患者は受け入れてくれない。腹ただしかった。家族で何とかしてくださいと言われても、長女や孫たちは、千葉に暮らしている。家庭の事情で母親と同居することもままならない。

叔母は近隣の縁者にお世話になっているが、融通のきかない行政の対応に、僕は日本社会の福祉の劣悪さを実感した。

ケガをしてから3ヶ月たって、ようやく明日からリハビリのための入院を認められた。老後を安心して過ごすことの出来ないこの国に、未来はあるのだろうか。

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2010年6月 6日 (日)

自分が不甲斐ない

僕の塾は毎年中3生が高校合格後、数名を除いて卒塾して行く。兄弟、姉妹で一緒に来ている場合、お兄ちゃんやお姉さんが卒業することで、一緒に卒塾して行く小学生が2,3名いる。

今年も2組の塾生がそんな感じで塾をやめていった。小学校を卒業して来なくなったTさんも同じケースだろうと思っていた。

そのTさんが先週おばあさんと一緒に小学校卒業以来、塾に訪ねてきた。おばあさんの口から大変な事実を聞かされた。

3月の末にお父さんが亡くなったのである。42歳だった。知らなかった。「家族が動転してすっかり塾に連絡を入れるのを忘れてしまって、お兄ちゃんの合格の挨拶もしないままで失礼してしまいました」

まったく失礼してしまったのは僕の方である。Tさんは学校に普通にまだ行けない状態だけれども、塾なら行ってみたいと家族に話して、おばあさんと来たのであった。僕はこみあげてくるものをじっと耐え、うなだれていた。

何か本人に言葉をかけてあげようと思うのだが、言葉にするにはあまりにも切なすぎて、僕の想いは言葉にならなかった。もう二階では指導が始まっていた。僕は涙をそっとぬぐい「じゃ来週からだね、待っているよ」という言葉を伝えることがやっとだった。

僕もTさんと同じ12歳の時に、母の口から父の命が危ないことを伝えられた。子どもながらに覚悟をしたのを覚えている。しかし僕の場合は、父は生きてくれた。12歳でお父さんを亡くしたTさんの悲しみを思うと、澄み渡る6月の夕暮れの空がとても切なく、僕の心は最後までうつむいたままだった。

塾生のお父さんの死を、2ヶ月も知らなかった自分の不甲斐なさと、告別式に線香の一本もあげることが出来なかった自分に憤りを感じた。

僕は一体何をしているんだろう。お父さんを亡くしたTさんにも、息子さんを亡くしたおばあさんに対しても、僕はなにも言葉をかけてやれなかった。

彼女の父親代わりにはなれないけれど、できることは一所懸命やらせてもらうつもりだ。明日からまた気持ちを入れて指導をしたい。それが僕のできることだであり、全てだと思う。

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2010年6月 5日 (土)

小林先生に捧げる歌

奥州市水沢・個別指導学び舎の小林先生が、昨年東北の古代史である『陸奥話記』の現代語訳を出版された。

小林先生が後日談で、10年前僕が一関で青春復活ライブを敢行した時に、それを見て陸奥話記の現代語和訳を始める標(しるべ)をもらったという趣旨の話をしてくださった。その話を聞いて僕はじ~んときた。

僕こそいつも小林先生から、多くの気づきやエネルギーをもらっている。小林先生の著作を読ませて頂いてから、ず~と安倍氏や蝦夷をテーマにした曲を書きたいと思っていた。そして今日それが完成した。今度のライブの時にはぜひ披露したいと考えている。

残念ながら僕にはとよ爺先生や岐阜の美川先生のような、ユーチューブに曲をインプットする技量を持ち得ていない。今日は詩だけを発表したいと思う。拙い曲と詩ですが、小林先生に捧げたいと思います。

       興亡の河

古人(いにしえびと)の 光の影が

北上川の 岸辺にもゆる

守りしものは 愛する命

流れる風よ 癒せこの光を

時代を超えて 繰り返す

いばらの道を 踏むなと 今

祈る姿が 愛を映す

奥の細道に 咲いた一輪の花

素朴なまでに 野辺に揺れている

守りしものは 育む大地

せせらぐ水が 大河にそそぐ

時代を超えて 繰り返す

激しい河を わたるな 今

祈りの歌が 愛を映す

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2010年6月 4日 (金)

年を取るってことは、大人になることだと思っていた

年を取ることの意味を、年を取った僕は最近よく考える。

年を取るってことは、無理をしなくなることだと思っていた。完全な勘違いだった。年を取るごとに無理しなければならなくなってきた。僕のように定年がない仕事をしているとなおさらだ。

年を取るってことは、夢追い人でなくなっていくことだと思っていた。これも錯覚だった。年を重ねるごとに、いろんな夢が膨らんでくる。若い頃には想像出来なかった現象だ。

年を取るってことは、大人になることだと思っていた。ところが30を過ぎても、40を過ぎても僕の感性は20歳の頃と何ら変わらない。喜んでいいのか悲しむべきなのか、少年はいくら年を重ねても少年のままだ。

最近年を取るってことは、悪いことじゃないと思ってきた。間違いなく一日一日死が近づいてくる。でもそうじゃないと、僕らは妖怪になってしまう。

先日生徒に「先生さあ~今年の大晦日はスケジュール空けているんだよ」と言うと。

生徒「何か用事あるの」

僕「NHK紅白歌合戦でかぶとむしを歌おうかと思って」

生徒「へえ~ じゃ久しぶりに紅白見ようかな」

僕「・・・・・・・・」

やっぱり不思議な塾だ・・・・。

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2010年6月 3日 (木)

記憶力

高齢のお年寄りの方とお話をすると、若い頃の出来事をまるで昨日の出来事のように鮮明に話し始める。しかし昨日の出来事は完全に記憶の外に追い出して閉まっている。

僕も他人事ではない。教えている教科の忘却はまだ免れているが、教え子の名前が覚えられない。実は年を取ったせいではなく、これは中学、高校時代にまで遡る。何故か人名を覚えるのが大の苦手である。

顔や、何をやった人なのか、そして個性的な印象はインプットされるのだが、見事に名前が出てこない。病気だろうか・・・(笑い)。芸能人の名前もしかりである。好きなジャズやロックバンドの名前は出てくるが、それぞれの名前となるとレコードを何枚も聴いてきたはずなのにOUTである。

同じように音楽の歌詞もなかなか覚えられない。しかしどういう訳か、メロディーは一度インプットされると忘れることはない。

最近図々しくも自分の作った曲を、とよ爺先生に作って頂いた動画で公開しているが、実は僕は譜面が読めないし譜面が書けない。しかし自分が書いた歌詞カードを前にしてギターを手に取ると、記憶の底からメロディーが蘇ってくる。歌詞カードにコード譜さえも記されていなくてもである。そんな曲が数十曲ある。自分でも不思議である。

曲のメロディーや、昔遠い町でかいだ風の匂いなどは思い出せるのだけれど、やっぱり人の名前が出てこない。その代わり人に言えない怪しげな記憶が時に蘇ってきたりする。困ったものである(・・笑い)。

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首相退陣

次に舞台に現れるのは誰だろうか。演じ方を間違えると、こっぴどく叩かれてしまう。
鳩山さんの前の演者はたしか台詞を読み間違えただけで大根役者だと叩かれた。

おそらく首相の資質として大切なのは、政策力でも実行力でもなく、単に演技力なのだ。
飄々とした立ち振る舞いがあり、同時に人情を揺さぶる台詞を操ることができれば十分だ。

鳩山首相は普天間移設をめぐる迷走で、政策力と実行力のなさを国民に露呈したそうだ。
しかし私は、今回露わになったのは彼の演技力のなさ、それに尽きると思っている。
鳩山さんは首相を演じるには素朴すぎるし芸がなすぎる、よく言えば善良すぎるのだ。

こうして何も本質的な議論はなく、何の理念もないまま、ただ寸劇が繰り返されていく


上の文章はブログでお付き合いをさせて頂いている福岡のterakoya先生の記事である。首相としての器云々の問題はいろいろあるだろうけれど、僕はterakoya先生が指摘しているように、トップに立つ人間にはそれなりの演出力、演技力が必要だと思っている。

政策のブレーンがいても、演技指導のブレーンが日本の政治家にはいない。発言力もしかりである。国会の答弁を見ていても、カリスマのカの字も感じられない。感じられるのはふてぶてしさと、育ちの良さぐらいである。

僕らが映画に感動するのは、俳優や女優の演技に感動するのだ。その演技力を作り出すものは、演技者の感性であり、努力の汗である。政治家に足らないものが見えてくるだろうと思う。

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2010年6月 2日 (水)

仕事に対するスタンス

 ブログネタの引き出しが枯渇してきて、書くことに窮する日が頻繁に訪れるようになってきた。

今日は鳩山首相退陣について何かを書こうと思ったのだが、あまりの腹ただしさに何も書けなかった。しかし一言だけ言いたい。  途中で投げ出すな!

話を戻そう。塾では日々いろんなハプニングや事件が起きるのだが、プライバシーの保護のため残念ながらlive過ぎて書くことが出来ない。進路の相談ごとだけでなく、子どもたちの性の悩みや家族の相談ごとなど、かねごん塾にはいろんな相談ごとが日々持ち込まれてくる。

その中でも一番多いのが、卒塾生の仕事の相談である。転職の相談や、就活に関する相談がやはり時代を反映して多い。

僕の仕事に対するスタンスは『人は自分のやりたいことをするべし』という一点に尽きる。異論のある方もおられると思うが、僕は人生はやりたいことをするためにあると思っている。やりたくないことを延々と続ける人生には真の喜びはあるだろうか。

やりたいと思うことは必ず出来るのではないかと考えている。『やりたい』という願望があるということは、それがやれる力や才能がある証拠ではないだろうか。能力が無ければ、『やりたい』という欲求や願望は生まれない。能力を秘めているからこそ、やりたいのである。僕はそう考えている。

本当にやりたいのならば、努力は惜しまないはずだ。どこまで続けられるか、どこまで信じられるか、そして自分をどこまで鼓舞出来るか、それを支える精神の土台は願望の強さだと思う。チャンスは無限にやって来る!

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2010年6月 1日 (火)

和をもって尊しとなす

世界では今も戦争状態の国々がある。隣国である北朝鮮と韓国は長い休戦状況であるし、中東に目を向ければ、イスラエルとパレスチナの問題が泥沼化している。

同じ民族でありながら血を流し合う悲劇。そして宗教の違いから生まれる軋轢によって、幾千万の尊い命が歴史の中で失われてきた。

自分のテリトリー(縄張り)を侵害された鳥や動物達は、命をかけてそれを守ろうとする。人間は動物的本能から脱却出来ないのだろうか。異質なものを排除しようとする行動や感情は、民族や国家間に限ったことではない。

毎日朝シャンをする生徒にとっては、3日も風呂に入らない同級生は絶対許されない。臭い汚いというレッテルを張り付ける。常に5の評価を得ている生徒は、1を取る生徒の存在価値を理解できない。同情や憐れみの視線が彼らに注がれる。

年収が1000万円を超える人間は、年収が100万に満たない人間の苦労を頭で理解できても、心のアンテナでその感情をキャッチすることは難しいだろうと思う。

簡単に言ってしまえば、想像力の欠如と言う事なのだが、フロイトが言うように僕らは根っこの部分で見えない糸によって人と繋がっているのではないかと思う。優しさやいたわりを失い、自分の能力を社会に貢献出来ない人間があふれだせば、その糸が切れて、僕ら人類は間違いなく終焉を迎えるだろうと思う。

人間は一人では生きていけない。政治家や社会のトップに立つ人間が、自己中心的であればあるほど、社会の崩壊は加速して行く。日本という国の産業や工業が、世界に誇れる土台を築き上げることが出来たのは、日本人のまれにみる勤勉さと和を重んじる教育があったことを忘れてはならない。

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