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2010年5月30日 (日)

日本の大学のガラパゴス化

脳科学者の茂木健一郎氏が「日本の大学のガラパゴス化」に警鐘を鳴らす記事を自身のブログにアップし、話題となっている。ガラパゴス化とは、「世界標準の流れからかけ離れていく」さまを、大陸から隔絶され独特の生態系が形成されたガラパゴス諸島になぞらえたものだが、同氏が問いかける日本の大学の問題点は何なのか。

茂木氏は、近年多くの日本の大学が就職活動を重視して一年生からキャリア教育をする風潮があることに対し、このような“就職予備校化”は「大学で身につけるスキルが日本の企業のニーズに特化したものとなり、学生たち自身のガラパゴス化につながる」と明言。大学で学問をする意味は「世界のどこでも通用する普遍的な知性を獲得すること」であり、その使命を大学が放棄すれば「日本人の能力の劣化をもたらし、深刻な打撃を日本という国家に与えることだろう」と述べる。  5月30日 ココログニュース

僕はこの記事に、非常に共感を覚えた。茂木健一郎氏が指摘するように、大学で学問をする意味は「世界のどこでも通用する普遍的な知性を獲得すること」であると、僕も考えている。

大学の経営が悪化している昨今、学生獲得のためにいかに就職活動を有利にするかのみに傾倒し、純粋な学問のヒエラルキーを就活にスライドすることで、大学自体の質が劣化しているのではないだろうか。世の中の企業に役に立つ人間を育てることと、純粋に学問を学ぶことは、決してリンクするものではない。

しかしそのことは、僕らの時代も全共闘の時代も暗黙の了解として、皆が分かっていたことだ。知性は時としてお金にならないかも知れないが、間違いなく生きる糧である。不況の時代だからこそ、企業に頼らない起業家や、知識人を育てなければならないのが大学の使命であると思う。

文学や芸術や音楽が人生を豊かにしてくれる。それを単なる道楽のように考え、実益だけを追求するならば、なんと索莫とした人生だろうか。

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