22年ぶりの母校
5月3日翌日の神奈川での塾人の会合の前に、僕は22年ぶりに母校の大学を訪れた。近代的なビルディングの研究棟が建ち並びだいぶ風景も一変したが、僕が30年前に学んだ校舎も、そしてすでに用途は変わっていたが、僕の胃袋を満たしてくれた当時の食堂も毅然として残っていた。
僕がかつてよく腰掛けていた構内のケヤキの木陰のベンチで、過ぎ去った多くの時間を追従し、僕の前を通り過ぎていく数人の学生たちの姿に過去の自分を重ねあわせたいた。
あの頃僕はいつも何かに腹をたて、生きることに言い知れぬ焦りのようなモノを感じていたような気がする。それがメタファーとしての青春のゆうつだったのかも知れないけれど、生身の人間が生きていく事の辛さと喜びが間違いなくせめぎ合っていた。
かつて僕らが学園祭でライブをやった木造の教会は、輝くばかりの素敵な教会に変身していた。ここで多くの学生達が賛美歌を歌い、そして祈りを捧げていくのだろう。
僕は1時間ほど構内を散策し、学生時代通いつめたジャズ喫茶に向かった。
(つづく)
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