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2010年5月20日 (木)

文系力

人は自分が注目を浴びるもの、楽しい事には全力投球をする。中学生や高校生ならば、それがスポーツだったりすると寝食を忘れて没頭する。部活が命と言い切る生徒が多いゆえんである。

岩手県の公立高校入試にスポーツ推薦が導入されて3年になる。生徒をはじめ保護者の皆さんの部活動に対する意識が変わった。毎晩よる8時、9時まで父母会の育成会やクラブチームで夜間練習をする生徒が増え、中学校の部活動だけがんばれば勝てるという時代は終わった。

これは高校でも言える。公立高校でも専用グランドに夜間照明が付き、夜遅くまで部活が行われるようになった。彼ら彼女らは一体いつ勉強しているのだろうか。

文武両道というスローガンが多くの学校に於いて掲げられているが、あきらかに本離れ文系離れが加速している。じっくり腰をすえて、古今東西の古典や文学を読む生徒が少なくなった。ゆえに中高生の書く文章も、厳しい状況になっている。

会社や企業に入って求められるものに、自己アピール力がある。企画書の文章力は必須である。肉体や根性を鍛えることは確かに若い頃は大切な事だ。かと言って文系力を侮ってはいけない。

僕はかねがね国語力は国力に通じると思っている。しっかりした母国の言葉でピジョンをしっかり言える若者が少なくなれば、その国は危険ゾーンに突入するのではないだろうか。この国がそうなってはいけない。

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