仮定法過去完了は10年ほど前から封印した
勤めている高校に提出する書類があって、今日久しぶりに履歴書を書いていた。小学校名、中学校名、高校名と書き進んできて気づいたことがあった。
僕が学んだ校舎は一つとして存在していない。それどころか履歴書に記した名前の学校さえ今はない。廃校、統合、改名等ですべて名前が変わってしまった。自分が年を取ったことを、否応なしに実感した一日だった。
僕らが小学校の時はこんな机でしたね・・・・・・・。
自分が学んだ学校の風景がたまに夢に出てくることがある。嫌いだった数学の証明をあてられて、黒板の前で竚む自分の姿であったり、朝礼で自分が言うべきことをすっかり忘れてしまって、舞い上がってしまっている夢だったり、夢のなかの学校の思い出は最悪のものばかりだ。
しかし実際の学校生活は、勉強を除けば快適そのものだった。部活やバイトや音楽など、青春を満喫出来た日々だった。確かにもっと勉強をやっておけばよかったという後悔はなくはないが、冷静に当時を振り返ってみるとあれはあれで一杯一杯だった気がする。
もっと~すればよかったと言うような仮定法過去完了は、10年ほど前から封印した。過去を悔やんでもしょうがない。あるのは今だけである。過去を悔やんで、未来を心配する人生など僕は懲り懲りである。
そんなに長い今生の人生ではない。今今を生きていくだけである。明日は明日の風が吹く。日々出来ることを粛々とこなしていきたいかねごんである。
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