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2010年4月18日 (日)

北国の春

一関~東京間は新幹線で3時間ほどである。十分日帰りが可能になった。しかし残念ながら時間が短縮されても、頻繁に行けるものではない。僕などは学校の行事やPTA関係で行くことはあっても、プライベートでは10年ぐらい東京には出かけていない。

貧乏暇なしを絵に書いたような日常なものだから、しょうがないと言えばしょうがない。ところで僕が東京で学生生活を送っていた頃は、もちろん新幹線はなかった。

一関から東京に向かうときは、夜行の急行列車だった。八甲田という急行列車があって、夜11時半頃一関を出て、朝5時過ぎに上野駅に到着する電車だった。

今でもハッキリ覚えているが、利根川の鉄橋を渡ると空気感が変わる。都会バージョンにスイッチが変わるのである。今まで東北訛りで話していた車内の人達のイントネーションが、あきらかに変わるのである。不思議な現象だった。

僕らの頃は、東北人だというだけで東京の企業に採用されていった多くの同級生達がいた。粘り強い、我慢強い、辛抱強い、そんなイメージが東北人に対してあったのだろうと思う。

当時岩手県と言えば、千昌夫が岩手県の代名詞だった。東京のカラオケスナックでどれだけの岩手県人が「北国の春」を歌っただろうか。

歌う不動産王も今やその面影はないが、青い目の美人妻をめとり、地元の岩手の実家には自家用セスナ機の飛行場を持つ大富豪であった。

今年の北国の春は異様に寒い。先週は一週間のうち3日間も粉雪が舞った。カエルもメダカも寒くて顔を出さない。野菜が高騰している。暖かい春が本当に待ちどうしい。

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