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2010年3月23日 (火)

今日は苦言を呈したい

本年度を総括したいと思う。一関市内の受験地図は、今回の民主党のマニフェストによる公立高校の無償化で変わったかと言えば、それほどの変化はなかったように思う。問題は一関第一高等学校に対する保護者及び中学生のスタンスが変わった。

僕のブログを多くの学校の先生方に読んで頂いている。田舎塾の塾教師ごときが論じることもないと思うのだが、保護者の声と中学生の声を代弁したい。

100パーセント大学進学を標榜する一関一高がここ2,3年ほぼ全入の倍率が続いている。一方総合学科を有する一関第ニ高等学校は高倍率が続いている。

僕は部活動やプライベートで、中学校の先生方といろいろお話をする機会が多いが、「点数がいいのに一高を受けないで二高を希望するんですよ」という声を多く耳にする。しかし学校の先生方は残念ながらその根本的理由を把握していない。何故なのか、それは彼らが保護者の経済状況を把握していないからだ。

僕は受験生を持つ親の本音を聞き出すことに於いては、子どもの受験指導と同じくらい必死のつもりだ。そのために時間が許す限りプライベートなお付き合いはとことんする。三者面談や、二者面談では、保護者と先生という立場が壁になり、本音など聞かれるものではない。

「一関一高が進学指導だけじゃなく、就職指導もしてくれるのならば入れたいのだが・・・」これが親御さん達の偽らない本音だ。だから学年順位がトップクラスでも、一高に行かないのだ。

優秀な生徒がすべて大学を目指すという幻想をそろそろ捨てるべきである。私立大学に子どもを入れるのに、どれだけのお金がかかるか知らない高校の先生はいないはずだ。4年間で1000万円はかかる。国立大学に入ればいいと簡単に言うけれど、そのためにはまた塾やら予備校やらお金がかかるのである。

先日テレビでも特集を組んで報道されていたが、親の経済力と子どもの学歴が比例する社会になった。貧乏人は学校に行くな的な風潮が暗黙の了解になってきてしまった日本社会に、果たして日本の未来はあるのだろうか。

親御さんは子どもの学費どころか、ボーナスがなくなり、給料が減らされ家のローンや車のローンが払えず、物件を手放す家庭も多い。

通信制に通う高校生が増え続けているのも、家庭の経済が厳しくなり、働きながら学費を工面する生徒が増えているからだ。ほとんどの高校ではバイトを禁じている。これも世の中の風を読まない高校側の学校倫理の押し付けである。

僕の時代は、働いて授業料を払う学生が多くいた。僕も私立高校と私立大学の学費はバイト代と奨学金で払った。それが可能だったのは、ケータイもパソコンもそしてテレビさえも必要ない時代だったからである。僕が住んでいた東京の4畳半のアパートは、風呂なしキッチンなしで14000円だった。

○○割などの宣伝文句につられて、家族全員がケータイを持っている家庭が多いが、そのお金の1年分×10年の金額を計算して欲しい。そういうお金がどんどん重なり、大変になっているのだ。教育費は子どもが生まれた時点で、かかるのはわかっていることだ。計画的な生き方が必要である。

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