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2010年3月19日 (金)

大反省である

午後3時前から中三生が塾の前にいっぱい集ってきた。塾の前に自転車をおき、一関一高の合格発表会場に向かって行った。

社長である家内は、一関二高、一関工業の合格発表に車で向かった。

僕は春期講習の授業を中断し、すぐそばの一高に向かった。2年連続の全員合格は残念ながら達成できなかった。落ちた塾生の顔が浮かぶ。

毎年の光景だが、合格した塾生や保護者の方が、塾に寄ってくれる。みんな満面の笑顔だ。「おめでとう」という声をかけながらも、今日のような日は心が重い。

僕は落ちた生徒に、すぐさま電話をかけたり家庭訪問はしないことにしている。何を言っても何を言われても、心に吹く孤独の風は吹き止まない。それは同じ経験をした僕が一番知っている。

僕が20年間今の塾をやってきて、落ちた後、自ら塾に落ちた報告にやってきた生徒が4人いた。その中には僕のブログに時々コメントをくれる、某テレビ局の報道部のtakeちゃんもいる。今現在の彼ら彼女らを見ると、再チャレンジをした者、私立高校に行った者、4人ともみんな大地にしっかり足を踏みしめ、力強く人生を歩んでいる。

そして今日5人目の生徒が、夕方塾にきてくれた。小学校6年生の時から通ってきてくれた生徒だった。僕の指導力が足らなかった。慚愧に堪えない。

「長い間お世話になりました」彼女はその言葉を発するのが精一杯だった。お母さんも本人も目は真っ赤だった。この仕事をやってきて一番辛い瞬間だ。

しかし、落ちたその日に挨拶にやって来た彼女の精神力と、お母さんの態度に、僕は心から敬服する。塾の玄関を去っていく彼女の後姿が、涙でかすむ。間違いなく彼女は新しいステージに向かい歩み始めるはずだ。頑張って欲しい。

僕の塾の決まりがある。一人でも合格しなかった時は、合格祝賀会はしない。僕は指導室のホワイトボードに、合格した高校と塾生の名前を記して帰ってきた。教室の外に貼り出すことも、来室者の方が眼にすることもない。塾の内部生が眺めるだけである。

2010年3月19日、僕の塾の今年度の仕事が終わった。残念な結果だった。附属中学校入試、大学受験、高校入試全体の合格率は90パーセントを割り、89パーセントに留まった。昨年の100パーセント達成からみると、大反省である。この結果を肝に命じたい。

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