行政にもの申す
何もない田舎町に住んでいると、実に空気感がゆっくりと過ぎて行く。しかし時に、やんごとなき差別感にブチギレる僕でもある。
僕の家から一番近い東北本線の花泉駅まで7キロほどある。電車は1時間に一本だ。ちなみに僕の家から1キロほど離れた所にかつて路線バスのバス停があったが、30年も前にバス路線は廃止されている。
一週間に一度、地元の県立花泉病院や個人病院へ通うための福祉バスがやって来るのだが、その県立花泉病院も予算が取れないという理由で入院病棟が閉鎖された。合併前の我が町花泉には、これで入院できる病院がすべて消えた。
いよいよ県の行政は、今度は県立花泉高校にターゲットを向け始めた。近年隣町の県立藤沢高校を廃校に出来たことに味をしめたのだろう。一学年を80名の定員にしておきながら、一学年100人に満たない公立高校は廃統合の対象にしたいと言い放った。やるな行政!
車を運転出来ない高校生やお年寄りをなめんじゃない!毎日20キロも離れた病院や高校に通えるか!・・・とみんなが思っているに違いない。
高校の無償化も結構だが、肝蔘かなめの高校そのものを維持する努力が大事だろうと思うわけで、雪道の中、塾から1時間近くもかけて真夜中に帰宅した僕は、お金がないから何でもやめちゃいましょうという行政にマジギレ状態である。
ちなみに僕の山の中には除雪車はやって来ない。僕は地域の納税組合長をやっているから自信を持って言えるけれど、僕の家のまわりの人達は市民税や固定資産税を街中の人達と同じく払っているのだ。おい行政よなめんじゃないぞ!!!
・・・・今日は久しぶりにブチ切れ気味のかねごんであった。
コメント