嬉しい誤算
今朝の道路は完全なアイスバーンで、僕の軽トラックは何度もスリップを繰り返し、いつもなら20分でたどり着く市内までの道のりを、1時間も費やしてしまった。一時間目の授業をする前に、ヘトヘト状態のかねごんであった。
今夜も外はマイナス10℃で、肌を突き刺すような寒さである。本当に体力が奪われる寒さだ。
昨年の暮れから大学のAO入試を皮切りに、私立高校、高専、県立のスポーツ推薦と、塾生たちは推薦入試に臨んできた。100パーセント合格とはいかなかったが、多くの生徒が推薦で進路を確定した。
例年であれば、合格を果たした推薦組は1月いっぱいで卒塾するのだが、今年はどうしたことか嬉しい誤算で辞めていかない。殆どの生徒が2月もしくは3月まで継続する。僕はてっきり例年のごとく指導が終了するのだと思い、時間数や指導日を増やしたい生徒にOKを出してしまった。ゆえに今月2月は大変な事になっている。フル稼働である。
きっと推薦で進路が決まったものの、3月の入試に向けて頑張っている回りの姿を見て不安になったのだろうと思う。それと、塾の友達と別れるのが寂しいのではないのかと、勝手に想像している。
学校や部活の友達とは違った意味での連帯感が塾では生まれる。袖振り合うも多生の縁と言うが、全く別々の学区で、学校も部活も違う生徒同士が机を並べ、目標に向かい頑張っている。子供たちも偶然とは言えない縁のようなものを感じているのかも知れない。
僕の塾での出会いがきっかけで、2年前10年越しの恋を実らせて結婚した教え子たちがいる。子どもが生まれ、大きくなり「この塾でね、お父さんとお母さんは初めて知りあったんだよ」なんていう親子の会話が交わされる日が来るのではないかと、厳冬の中一人妄想するかねごんである。
それにしても寒い・・・・・・。
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(かねごん)
美智子先生コメントありがとうございます。
今年も入試まで一ヶ月あまり、わがままな僕の相手も大変だろうと思いますがよろしくお願いいたします。
投稿: 中村 美智子 | 2010年2月 5日 (金) 21時46分