タヌキ猫
僕の家にはこんな猫がいる。名前はキラ。メス猫である。年齢は不詳。2軒先の家から、飼い主がいなくなり僕の家に引越してきた。早い話がプチ野良猫である。居候歴2年が過ぎた。
ご飯はキャツフードと鰹節。たまに気まぐれにネズミを捕ってきては食らいついている。家での定位置は、主電源を切っていないブラウン管式のテレビの上か、天井近くの神棚の上にいつも陣取っている。つまりは暖かいところが好きな猫ちゃんだ。
最近は喉が乾くと、水道の水が冷たいようで湯沸かし器の暖かい水を要求し飲んでいる。大チャクな時は、神棚に置かれた水を飲んでいる。自分が神様になった気分にでもなっているのかも知れない。
毎日食っては寝、食っては寝をしているものだから、猫というよりは太ったタヌキである。血筋にペルシャ猫の血が入っているらしく、それなりの洋風の佇まいをしているのだが、残念ながら歩く姿はタヌキ以外の何者でもない。
実はこのタヌキ猫、僕の母のいい話し相手になっている。最近は僕の嫁にも息子にもうとんじられているので、猫を相手に余生を送っている。よく見かける老人と猫の光景が我が家でも垣間見られるのである。
このタヌキ猫、人間の言葉が分かるのか、僕がタヌキ猫の悪口を言ったりするとじっと睨んでくる。時に知らぬ振りをし近づき猫パンチをしかけてくる時さえある。猫と言えども侮れない。
それにしても僕に体型が似てきた猫を見ているとなんとも複雑な気持ちではある・・・・。
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