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2010年1月27日 (水)

2010 一関一高附属入試問題雑感

一関一高附属中学校の合格通知が先週の土曜日に発送され、入学手続きが昨日26日より始まった。今年は男女それぞれ40名の定員に対し、男子97名、女子78名が受験した。

当初予想された倍率とは裏腹に、附属の受験に対しては慎重な保護者のみなさんの対応が伺われる。僕の塾でも附属の受験を希望し例年にない数の小学6年生が入塾して勉強に励んでいたが、最終的には学区内の通常の入学を選択した児童がほとんどで、受験者数は数名にとどまった。

昨年の受験に於いて様々な弊害が露呈したことも受験者数が伸びなかった原因ではなかったかと思う。

各小学校に於いて児童はいざ知らず、心ない保護者の方々が、どの子が受験し誰が受かり誰が落ちたという情報を事細かにしゃべる方々が多く、非常に後味の悪さを感じた保護者の方々も多くいたようだ。

やはり小さな町のことだけに、避けられない状況のようだ。県庁所在地のような地方都市であれば、匿名性もある程度守られるのだろうけれど、一関のように学年児童数が30名ほどの小学校が点在する地域に於いては、誰が受験するのだろうという興味がおのずと話題にあがる。配慮に欠ける言動も多いのだろうと思う。

自分がどれだけの力があるのかを客観的に模索することは小学生にとっては難しい。今回の一関附属の入試問題にしても、知能指数を見るような入試問題で、国語力のウエイトが高い入試問題となれば、数カ月の塾通いではなかなか対応できるものではなく、まさに幼児からの読み聞かせや読書量、そして作文力が合格の鍵となる。

今年度の一関一高附属入試の問題を分析するならば、すぐに効力を発揮する計算力や暗記力を試す入試ではなく、潜在能力をみる入試だったと言えるのではないだろうか。その点では出題者の意図は評価できるのではないかと思う。

しかしこの入試傾向が続くならば、間違いなく塾通いの低年齢化が進むことも懸念される。一関という小さな町で、受験という競争心を煽る風潮は育って欲しくない。

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