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2010年1月19日 (火)

塾はサービス業

20年前自宅の裏庭の藪の中から、風雨に晒されたケヤキの板を見つけた。父が生前裏庭のケヤキの木を伐採したときに、放置されたままになっていた板だったろうと思う。

僕はその板をやすりで磨き、なれない筆を手にし、塾の名をしたため看板とした。そのケヤキの板の看板を、15年間平屋の塾の玄関上に飾っていた。

5年前新しい塾を建て替えた際に取り外し、塾の文字を削り取り、There  is  a  will, there  is  a  way! と新しく文字を書き記した。この言葉は塾を始めたときにパンフレットにしたためた僕の塾の座右の銘である。

そしてそのケヤキの板は、現在「風と虹の教室」をやっている自宅の玄関に鎮座している。20年の歳月を経て、自宅に舞い戻ってきたことになる。

努力の先に何があるのかを、残念ながら実感できない子供たちが多い。努力の先に神の栄光が待っているなどと、どこかの胡散臭い宗教団体のようなフレーズを言うつもりはないが、頑張れば必ず道は出来ていくものだ。

金持ちになりたければ、金持ちになることを一生懸命想えばいい。イケメンになりたいなら、そうなることを想えばいい。その思い続ける力が現実を作り出すのだ。僕はそう思っている。だから僕も塾を続けてこれたと思っている。20年間で700名近くの塾生たちが巣立っていった。

僕は塾という所はサービス業だと思っている。究極的には二つのことがサービスできればいいと考えている。一つ、塾生を志望校に合格させること。二つ、運の良い人生を送れる感性を育んであげること。この二つのことが提供できれば、塾というサービス業は未来永劫職種から消えないと思っている。

いくら学歴があっても、運に恵まれなければ人生を楽しく歩むことは出来ない。子供たちが運に恵まれ、幸せな人生を送っていくためには、自分を信じる力を育てなければならない。僕はそのために塾をやってきたし、今後もやっていくつもりだ。

There  is  a  will, there  is  a  way! 僕の道は子供たちと共にまだまだ続く。

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