高校入試の受験地図が変わる?
久しぶりの雨が降っている。この季節には珍しい。気圧の変動が激しい毎日が続いて僕の偏頭痛がまた始まった。今年はストレスが少ないのか、胃痛と口内炎はどうにか収まっている。腰痛のほうもどうにか沈静化している。
一方今年の受験生は逆にストレスが多いようだ。インフルエンザの後遺症もさることながら、ストレスから体調を崩す生徒も多い。原因は今年の入試の動向が見えないことにある。巷の噂に不安が募っているようだ。
15年前ほど前までは、12月の県下一斉テスト(校長会テスト)によって各校の倍率が発表され、ある程度の予想ができた。その後、志望校の偏差値がでる業者テストが学校現場から排除され、具体的な倍率は公立高校の願書締め切り後まで公表されなくなった。
岩手県では白ゆりテストが志望校順位がでる実力テストであるが、塾生を中心に行われるテストゆえ、全体の5分の1程しか受験しない。したがって残念ながら正確な偏差値が出てこないのが実情だ。
今年は4月より公立高校の授業料が無償化になる。高校入試の受験地図がきっと変わる。例えば、今まで旧市内の高校に通いたくとも、毎月の交通費が大変なので地元の高校に進学するケースが見られた。授業料が無償化になる分、それを交通費に当てられるということで、旧市内の公立高校を受験する生徒も増えるだろうと思う。
あるいは志望校が危ないと言われれば、家計の事情で私立高校に入れない生徒は、安全な高校に変えてきたが、今回私立高校も年収によってはほぼ授業料が無償になるため、思い切った志願も増えるかも知れない。
故に今年は、志望校倍率が新聞紙上に発表される2月上旬まで、僕らプロフェッショナルも数字が読めないのである。受験生たちも情報が錯綜し大変であるが、僕らも大変である。
兎にも角にも努力あるのみである。
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